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神奈川県民の県内旅行と宿泊の代金から1500円から5000円を割引する旅行費支援キャンペーンが1年ぶりに再開となります。県は新型コロナウイルス感染状況の悪化によって2カ月で休止していた「かながわ県民割」をあす(2021年)12月1日(水)の12時から始めます。【2022年4月6日追記:本日から新たに「かながわ旅割」として再開されます。詳細はこちらの記事をご覧ください】【2022年1月12日追記:「かながわ県民割」は感染状況の悪化により、1月15日(土)0時で新規受付を停止するとのことです】

「かながわ県民割」の特設ページ

「かながわ県民割」は、新型コロナ禍でダメージを受けた県内の観光事業者を支援するため、昨年(2020年)10月に開始したものの、感染状況の悪化で11月末には新規販売を停止。その後、再開できずにいました。

1年ぶりの再開となった今回は12月1日(水)から来年1月31日(月)までの旅行・宿泊を対象に旅行費の補助を行うという内容。昨年は1000円から7500円まで利用額によって割引額が14段階に分かれていましたが、今回は4段階にシンプル化されたのが特徴です。

今回は、宿泊旅行が1人1泊あたり6000円以上、日帰り旅行は1人3000円以上の旅行代金を支払う県内旅行・宿泊を対象として割引を実施。

「かながわ県民割」の割引額一覧、「定番エリア」と名付けられた横浜・鎌倉・箱根が行先の場合は割引額が低くなる(特設ページより)

宿泊旅行では、“定番エリア”と名付けられた横浜・鎌倉・箱根が行先の場合は3000円それ以外の県内が行先だと5000円をそれぞれ割引。日帰り旅行は定番エリアが1500円、それ以外の県内は2500円が割り引かれます。

いずれも「かながわ県民割」に対応している登録事業者から予約と購入を行う必要があり、事業者と旅行商品の内容は12月1日に発表するとしています。なお、今回は国の「GoToトラベル事業」との併用はできなくなりました。

県では、昨年予算化された20.8億円のうち、販売休止によって使われなかった13.4億円分(総予算額は14.9億円)を「かながわ県民割」の原資にするとのことです。

【関連記事】

4月6日~28日まで神奈川県内の旅行割引&クーポン付与、「旅割」を開始(横浜日吉新聞、2022年4月4日)リンク追記

神奈川県民の「県内旅行」を1000円~7500円引きに、“県民割”がスタート(横浜日吉新聞、2020年10月2日、昨年の実施時)

横浜市の宿泊「割引クーポン」、日帰りツアー最大半額、観光キャンペーン再開(2021年10月14日、市の割引は県民限定で再開)

【参考リンク】

「かながわ県民割」の特設ページ(観光かながわNOW)

県民限定で県内旅行の割引を行う「かながわ県民割」を開始します(神奈川県国際文化観光局、2021年11月18日)