新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
しんよこ新聞

2016(平成28)年7月8日にスタートした「新横浜新聞~しんよこ新聞」は、きょう(2021年)7月8日創刊から丸5年となりました。多くのみなさまのご愛読に感謝し、御礼申し上げます。

しんよこ新聞

新横浜新聞のマークの「S」は新横浜や篠原、新幹線を表し、「Y」は横浜や交通の結節点(要衝=ようしょう)を表している

もともと当サイトは、前年の2015(平成27)年7月に創刊した「横浜日吉新聞」という港北区北部の日吉・綱島・高田エリア(鶴見川の北側)を対象とした地域情報の発信サイト「南部エリア版」という位置付けで誕生しました。

中心部と呼べる存在のない港北区では、行政の拠点となる区役所こそ大倉山に近い大豆戸町に置かれていますが、一定規模を持つ著名な街が点在し、それぞれが自立して動いていることもあって、区としての一体感を持ちづらい環境です。

たとえば、都内へ通う“日吉都民”や“綱島都民”が読者の中心となっている「横浜日吉新聞」で港北区南部エリア(鶴見川の南側)の情報を発信したとしても、興味関心が持たれづらいという現状がありました。逆もまた同様ではないでしょうか。

一方、港北区が一つの行政区分となっている以上、その全体をカバーし、幅広く情報を受発信することの必要性は感じており、そうした考えから立ち上げたのが「新横浜新聞~しんよこ新聞」でした。

港北区南部エリアの風景

新横浜の地名を冠したのは、創刊者が新横浜や篠原町が好きで深い興味を持っていた、という個人的な思いもありますが、何より、近い未来に日吉や綱島と鉄道でつながることが大きな理由です。

開業の遅れやトンネル工事での陥没事故といった「生みの苦しみ」も含め、日吉・綱島・新横浜という3つの街が一本の線でつながった時、どう変化していくのかを記録しておくことは将来的にも有意義ではないかと考えました。

また、首都高速「横浜北線(きたせん)」や、都市計画道路「宮内新横浜線」(新横浜~新吉田~高田)の開通、区制80周年や新横浜花火大会、ラグビーワールドカップといったイベントなど、港北区民の数少ない“共通の話題”を受発信できたことは、「新横浜新聞~しんよこ新聞」が一定の役割を果たしたのではないかと思っています。

ただ、港北区南部エリアの情報を細かく受け止め、発信することは、十分できているとはいえない状況です。

特に、新型コロナウイルス禍で岐路に立たされている新横浜の街をはじめ、新たな鉄道開業で通過地点となってしまった菊名や大倉山、ものづくり企業集積地として陰りが見える新羽など、これまで発展し続けていた港北区南部の街に少しずつ起きている変化をとらえ、伝えていかなければならないと考えています。

行政区では日本最多となる36万人が住む“ベッドタウン”として、それぞれの街で起きている動きを伝えることに加え、安心して楽しく暮らし、通い働けるために役立つ情報を受発信することを大きな目標とし、6年目も運営してまいります。

2021年7月8日

新横浜新聞~しんよこ新聞一般社団法人 地域インターネット新聞社

【参考リンク】

新横浜新聞~しんよこ新聞の媒体案内