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新横浜にドイツと中国の外資系企業が増えました。横浜市経済局神奈川県産業労働局は今月(2021年)3月24日と25日、市の助成制度県などによる立地支援サービスを通じ、外資系2社が新横浜に進出したと発表しました。

新横浜に本社を置いたITセキュリティ企業「WIBU-SYSTEMS(ウイブシステムズ)」の日本語サイト

市の成長産業立地促進助成制度を使って、新横浜に日本法人の本社を置いたのは、ドイツ・カールスルーエに本拠地を置くITセキュリティ企業WIBU-SYSTEMS(ウイブシステムズ)株式会社で、日本法人は2018年10月に東京都港区で設立。

新横浜では、新横浜3丁目の「日総第16ビル」に本社を置き、日本の拠点としています。

一方、県の企業誘致施策「セレクト神奈川NEXT」の一環で行われている情報提供などのワンストップサービスによるサポートを受け、新横浜に日本法人を設立したのがFORTUNE(フォーチュン)ジャパン株式会社

FORTUNE(フォーチュン)ジャパンは駅前の新横浜スクエアビルに日本法人の本社を置いた

中国遼寧(りょうねい)省の瀋陽(しんよう)市に本拠地を置く「瀋陽富創精密設備」の日本法人で、半導体製造装置向けの精密加工部品を取り扱っています。

新横浜では駅前の「新横浜スクエアビル」に日本法人の本社を置きました。

県によるサポートを受けた外資系企業では、昨年(2020年)6月に米国の自動車部品関連企業のネクステア・オートモーティブ・ジャパン合同会社(新横浜2、アーバス新横浜)、8月には中国のリチウムイオン電池関連企業の蜂巣能源日本技研株式会社(新横浜3、新横浜丸文ビル)がそれぞれ新横浜に進出しています。

【関連記事】

横浜市が「助成制度」活用し11社を市内誘致、新横浜に7社が拠点(2020年3月30日)

<相次ぐ独企業の進出>今度は工業用接着剤メーカーが新横浜2丁目に日本法人(2018年4月3日)

【参考リンク】

IT企業など7社が横浜市に進出しました(横浜市経済局、2021年3月24日)

外国企業4社が続々と県内に進出~「セレクト神奈川NEXT」のワンストップサービスで進出を支援(神奈川県産業労働局、2021年3月25日)