新横浜3丁目に近い太尾新道入口交差点至近の環状2号線沿いにあるファミリーレストラン「ジョナサン新横浜駅前店」(大豆戸町)がきのう(2021年)3月16日(火)で閉店し、5月9日(日)から同じグループ内のハワイアンレストランとしてオープンします。【2021年5月8日追記:最新記事はこちらをご覧ください】
運営会社の株式会社すかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市)では、一部の店舗を専門性の高いレストラン業態へ転換を図っており、ジョナサン新横浜駅前店もその対象となったものです。
昨年(2020年)春以降の新型コロナウイルス禍によって、すかいらーく傘下のファミリーレストラン業態が苦戦していることから、一部の店舗は閉店を進めると同時に、「Withコロナの環境においては、食べたいものが明確で外食の楽しみを享受できる業態」(2020年12月期決算資料)が重要として、カフェやハワイアンといった専門性の高いレストランへの転換を図っていく方針も打ち出しています。
新横浜で同グループは、新横浜2丁目のビジネスホテル地下で営業していたファミリーレストランの「ガスト新横浜店」(2020年11月25日閉店)を閉店の対象とする一方、「ジョナサン新横浜駅前店」については転換対象店として、昨年11月の決算資料でも公表していました。
ジョナサン新横浜駅前店から転換される「ラ・オハナ(La Ohana=ハワイ語で太陽・家族の意味)」は、2017年にすかいらーくグループのピザ業態店を転換する形で、横浜市中区本牧に1号店を出店したハワイアンレストラン業態。市内では権太坂店(保土ケ谷区、旧ピザ業態店)と、きのうオープンしたばかりの霧ケ丘店(緑区、旧和食業態店)の計3店を展開中です。
ラ・オハナでは、“ハワイに行った雰囲気を味わえるレストラン”をコンセプトに、「フリフリ(HULIHULI=ハワイ語で「回す」の意味)チキン」や「ガーリックシュリンプ」、「ロコモコ」といったハワイ料理を中心とし、サーロインステーキやハンバーグ、パンケーキも提供し、飲料はハワイ名物の「コナ(KONA=ハワイ島の地名)コーヒー」やフルーツティー、トロピカルカクテル、「コナビール」などを揃えています。
ラ・オハナ新横浜店は、現時点で5月9日(日)にオープンする予定で、オープン前の7日(金)と8日(土)は時間を限定して“プレオープン”も計画されています。
なお、今回閉店したジョナサン新横浜駅前店は、もともとグループの祖業だったファミリーレストラン「すかいらーく」から転換して開店した経緯があり、今回、再びのグループ内転換となりました。
(※)この記事については、読者の方から情報提供をいただきました。ありがとうございます。
【写真追記】
【関連記事】
・地元で“ハワイの風”感じるひととき、「ラ・オハナ」新横浜店が5/9(日)オープン(2021年5月8日)※リンク追記・プレオープン時に取材
・新横浜エリア、外食大手が日本で2店だけ展開するロードサイド「うなぎ専門店」(2017年3月21日、隣接地は大手傘下のうなぎ店)
・<グルメ>岸根公園へ行ったら味わいたいパンケーキ、貴重なハワイアンカフェ(2017年2月20日、岸根公園駅前の「デニーズ」跡にも別のハワイアンレストランが出店している)
【参考リンク】
・ラ・オハナホームページ(La Ohana)(すかいらーくホールディングス、新横浜店は2021年5月9日にオープン予定)
・食べログの「ジョナサン新横浜駅前店」のページ(2021年3月16日閉店)