地元・大豆戸町のレストランで、“ハワイの風”感じるひとときを過ごしてみませんか。
株式会社すかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市、谷真代表取締役会長兼社長)は、新横浜3丁目に近い太尾新道入口交差点至近の環状2号線沿いにあったファミリーレストラン「ジョナサン新横浜駅前店」(大豆戸町)を、今春(2021年)3月16日で閉店。
あす(2021年)5月9日(日)、ハワイアンレストラン「ラ・オハナ(La Ohana)新横浜店」として業態を転換、新規オープンすることになりました。
同社では、新型コロナウイルス感染症によるライフスタイルの変化に対応することを目的に、「ニーズが高い」と判断したカフェや、ハワイアンといったより専門性の高いレストランへの業務転換を進めているとのこと。
ラ・オハナについては 「ハワイの上質なリゾートホテルのレストラン」 をコンセプトに、「ランチやカフェ、ディナーなど、いずれのシーンでも“美味しさ”を感じるハワイアンロコフードなどの食事、トロピカルドリンクなどを楽しめる“地域のコミュニティダイニング”を目指す」(同社広報)といいます。
「アロハ」で出迎え、ハワイアン音楽やココナッツの香りも
きのう5月7日(金)午前に行われた関係者向けのプレオープンには、開店を待ちわびた多くの招待客が来訪、お昼すぎにはほぼ満席に近い状態に。
プレオープンに気が付いた店舗前を通る人も足を止め、配られたオープンのチラシを手にメニューを確認するといったシーンも見られました。
店内は床面積約263平方メートル、22つのテーブル(約90席)と、「少し小さめの店舗」(同社広報)とのことですが、ハワイを感じるココナッツ系の甘い香りやハワイアン音楽が流れる中、社員・スタッフが「アロハ(Aloha)」とハワイ風のあいさつで出迎えてくれるなど、あたかもハワイを旅しているかの雰囲気を演出。
客単価は1700円前後を想定。モーニングでのひとときやカフェシーン、記念日といった「あらゆるご利用動機に対応」(同)していきたいといい、キッズ向けにも誕生日を祝う企画なども用意しているとのこと。
この日のメニュー(平日ランチ:10時30分から17時まで)は、ビーフステーキロコモコなどハワイアンな料理やパンケーキ、ドリンクがセット(1958円・税込)になっているものなど、ボリューム感を保ちながら、特に「女性に人気」(同)だといいます。
また、力を入れているというテイクアウト(持ち帰り)商品では、丸々一羽を使用したという看板メニューの「フリフリチキン」(1羽1598円、ハーフ1058円)や、グリル系、ハンバーグ、パーティー用のメニューも取り扱う予定とのことです。
地元とのコラボ企画も「コロナで中断」、復活も視野に
2017(平成29)年6月に日本での1号店としてオープンした横浜本牧店(中区本牧原)や、翌2018(同30)年3月にオープンした権太坂(ごんたざか)店(保土ケ谷区権太坂)では、ハワイアンエンターティメントが楽しめるフランダンスのショーといった地元の団体などとのコラボ企画も実施していたといいます。
「今はコロナ禍で中止になっていますが、地域のコミュニティにも積極的に参加し、新横浜店でも出来るだけ早く実施することができれば」と、同店の新規オープンを統括管理するスーパーバイザーの中田祐介さん。
対面パーテーションの設置や、 外気を取り入れた換気システムによる「充分な換気」(同社広報)など、感染症対策にもより力を入れていきたいとしています。
さらに同社では、今後も横浜市内を中心に、店舗の転換を積極的に行っていく予定とのことで、今夏(7月9日)には、都筑区中川7丁目にあった「ステーキガスト港北ニュータウン北駅店」(4月19日閉店)が、「ラ・オハナ」として生まれ変わる予定とのこと。
「ラ・オハナは、“ハワイに行った雰囲気”を味わえるレストランです。ご家族や親しいお仲間ととご一緒に、“ハワイ発”のお食事とドリンクをお楽しみください」(同店マネージャーの松原大輔さん)と語るように、コロナ禍で遠出も難しいなか、身近な場所での「小さなハワイ旅行気分」を味わうのも、ちょっとした贅沢(ぜいたく)を楽しめる、地元ならではの時間といえるのかもしれません。
【関連記事】
・太尾新道交差点に「ハワイアンレストラン」、ファミレスを閉店し転換へ(2021年3月17日)
【参考リンク】
・ラ・オハナ(La Ohana)公式サイト(すかいらーくグループ)
・ラ・オハナ 新横浜店(同)※アクセス地図・営業時間など。駐車場台数は23台と、車での来店も想定している
・ラ・オハナ(La Ohana)グランドメニュー(同)※ステーキ&ガーリックピラフやデミグラスバターソース、フルーツスペシャル(パンケーキ)や肉盛りプレートなどに特に力を入れていく予定とのこと