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新吉田町の新田小学校近くに本社を置く老舗機器メーカーのアネスト岩田株式会社(壷田貴弘社長)は、このほど横浜F・マリノスオフィシャルパートナー契約を結んだと発表しました。期間は今月(2020年)12月から2027年1月までの6年2カ月間で、同クラブとともに地域・社会貢献活動を行っていく考えです。

アネスト岩田の壷田社長(右)と、クラブ運営会社・横浜マリノス(新横浜2)の黒澤良二社長(両社のニュースリリースより)

企業などが横浜F・マリノスの活動を支えるパートナーは、日産自動車をはじめ、香港に本社を置く統合型リゾート(IR)企業の「メルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド」や、東証一部上場の不動産事業者である株式会社ムゲンエステート(東京都千代田区)など7社が「トップパートナー」となっています。

トップパートナーに次ぐのが「オフィシャルパートナー」で、ANA(全日本空輸)やセブンイレブン、コカ・コーラといった著名企業に加え、株式会社サカタのタネ(都筑区仲町台)や、ららぽーと横浜(都筑区池辺町)など24社が契約しており、今回25社目としてアネスト岩田が加わったものです。

「マリノスケ」の帽子にバッジの形でアネスト岩田のロゴマークを掲出予定(同)

アネスト岩田は、横浜F・マリノスが実施している障害者スポーツへの支援や、横浜市内の小学校を訪問する「ふれあいサッカープロジェクト」の活動に共感

オフィシャルパートナー契約により、今後はクラブとともにさまざまな地域貢献活動を行っていくほか、クラブのマスコット「マリノスケ」の帽子にバッジの形で企業ロゴの掲出も行います。

同社は昨年(2019年)11月に地域住民向けに本社を開放するイベント「わくわく研究所」を初めて開くなど、新吉田町をはじめとした周辺地域との関りを深めたいとの思いがあるといい、1926(大正15)年の創業から100年を迎える2026年を目指し、地域に密着した貢献活動を積極化させていく考えです。

昨年(2019年)11月に新吉田町の本社で開いた「わくわく研究所」には小学生ら地域住民を多く招いていた

同社創業の地は東京都渋谷区ですが、1952(昭和27)年に綱島で工場を建設し、1962(昭和37)年から現在の新吉田町に本社工場を置くなど、港北区とは深い縁を持つ東証一部上場メーカー

事業の主力はコンプレッサ(圧縮機)と塗装機器(スプレーガン)で、アジアと欧米での海外売上が半数超を占めているのが特徴です。

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【参考リンク】

横浜F・マリノス様とオフィシャルパートナー契約を締結PDF、アネスト岩田株式会社、2020年12月2日)

アネスト岩田株式会社 オフィシャルパートナー決定のお知らせ(横浜F・マリノス、2020年12月2日)

横浜F・マリノスのパートナー紹介(一覧)