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きのう(2020年)11月18日(水)、横浜市で新型コロナウイルスの1日あたりの感染者数過去最多となる114人に達し、これまで最も多かった9月4日の86人を大きく上回りました。

横浜市内で1日あたりの感染者数が100人を超えたのは初めて(市の特設ページより)

横浜市内では、11月に入り感染者数が急増しており、18日間の感染者数が982人。今月3日(火・祝)に累計感染者数が4000人を超えたばかりでしたが、18日(水)時点で累計4917人となっており、5000人突破が目前の状態です。

この日は川崎市でも過去最多となる60人の感染者が判明するなど、神奈川県全体では1日あたりの最多となる226人にのぼり、黒岩祐治知事はリモート出演した夜のニュース番組「報道ステーション」で「(感染者数を見て)びっくりした、強い危機感を持っている」と話しました。

2カ月以上ぶりに開かれた11月14日(土)の県対策本部会議で発言する黒岩知事(県の中継動画より)

黒岩知事は同番組内で、経済活動と感染対策を両立させるうえでは、「我慢するのは会食の場での行動ではないか」と述べ、飲食時以外はマスクを着用する“マスク会食”をはじめ、日常生活では県が「M・A・S・K(エム・エー・エス・ケー)」と呼ぶ、適切なマスク着用(M)、アルコール消毒(A)、アクリル板などでの遮へい(S)、距離や換気と加湿(K)といった対策の重要性を訴えました。

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「市中でウイルスが相当に浸透」、感染急増で神奈川県と横浜市が警戒強める(横浜日吉新聞、2020年11月16日)

横浜市内の感染者数が累計4000人を突破、7月下旬から減らない状況(11/3時点) (横浜日吉新聞、2020年11月4日)

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横浜市内の陽性患者の発生状況データ・相談件数(横浜市、11月18日時点での累計感染者数は4917人)

神奈川県内の最新感染動向(県の特設サイト)

知事メッセージ 医療アラート発出(11月14日)(神奈川県)