土づくり、植物についての知識を得るとともに、庭づくりの実践から植物とふれあう楽しさを学んでみませんか。
JR小机駅前の城郷小机地域ケアプラザ(小机町、武隈評吾所長)では、来月(2020年)9月23日(水)、9月30日(水)、10月7日(水)、10月9日(金)の4日間、各日9時から11時30分まで、「育てる緑を学ぼう~宿根草の庭づくり、植栽方法など」講座を初開催します。(※8月27日追記:9月23日・10月7日は城郷小机地区センター=ケアプラザと同建物内で開催予定となりました)
受講の対象者は「概(おおむ)ね60歳以上」の男性。初日となる9月23日は「剪定(せんてい)について+運動ミニ講座」、同30日は「土づくり、植物の選び方+栄養ミニ講座」、10月7日は「植物を植える+口腔ミニ講座」、最終日となる同9日は「講座のまとめ+健康講座」と、主題の「育てる緑を学ぶ」にプラスしての、日常生活にプラスとなるミニ講座(約15分~20分)もセットで受講できるプランとなっています。
メイン講師には、区内の大曽根1丁目で「植物とくらしの店 PLANTED(プランテッド)」を営む代表でガーデナーの三輪善昭さんを招へい。ミニ講座の講師は、同ケアプラザの保健師・池田真歩さんが担当する予定です。
今回の講座の企画を担当した池田さんは、「社会の第一線で活躍してきた60歳以降の男性が地域デビューする際のきっかけとして、“庭づくり”や緑に親しみ、植物を育てることの人気が高く、この講座を初企画しました」と、自身も登壇するミニ講座とあわせて、緑を育てる楽しさを地域で体験し受講してもらいたいとの想いを語ります。
メイン講師の三輪さんは、生花店や園芸店で約22年間修業した経験を持ち、自身が生まれ育った大曽根で、2018(平成30)年5月から「地域で緑を育てる」新たなライフスタイルを提案するために独立、地域に根差した園芸店・物販店としての店舗を運営しています。
「自然な庭づくりを志向し、日々提案しています。宿根草は1年草とは異なり、来年も花を咲かせてくれる楽しみがあるところが魅力です。お店で扱っているのも約95%が宿根草。気軽に自然を地域で楽しむきっかけにしてもらえれば」と、今回の講座も宿根草を扱い、その「育てる魅力」を伝えたいと語ります。
講座の進行は、座学で知識を三輪さんから学び、同ケアプラザ内の花壇スペースを活用しての庭づくりの実践をメインに実施する流れになるとのこと。
なお、今回の講座の受講後に、小机小学校(小机町)などで行われている、かつて小机周辺に自生していたというサクラソウの植え付け・育成を行う「サクラソウプロジェクト」といった地域活動への受講者の参加を促すことも目的としているとのことで、「ぜひ今回の受講をきっかけに、“地域デビュー”を果たしてもらえれば」と池田さんも、地元・近郊エリアからの受講を呼び掛けます。
講座の定員は10人まで(応募多数の場合は抽選、抽選時は受講決定者のみに連絡)。参加当日には、軍手や汗拭き用タオル、飲み物、剪定ばさみ(なければ無料で貸与)の持参が必要とのことです。
受講の申し込み・詳細の問い合わせは窓口または電話(同ケアプラザ地域包括支援センター:045-478-1133)で9月15日(火)まで。
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・コロナに負けじと「集まれラジオ体操の森」、7/23(木・祝)から月2回(2020年7月22日)※毎月第2・4木曜日に堀崎町子どもの遊び場で開催している
・気になる「お金」を講座で学ぶ、8/8(土)信金ゲスト招き「介護者サロン」(2020年7月29日)※盛況のうち終了したとのこと
【参考リンク】
・横浜市城郷小机地域ケアプラザのサイト(社会福祉法人秀峰会)
・サクラソウプロジェクト(6年)(小机小学校のサイト~2018年2月15日の記事)
・港北区の歴史と文化(シリーズ わがまち港北)~第123回 サクラソウの復活 -小机が花盛り-(公益財団法人大倉精神文化研究所)