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10月31日(木)から11月4日(月・振休)まで5日間にわたって開かれる第35回「大倉山秋の芸術祭」の案内チラシ(同実行委員会提供)

今年で35回目となる「大倉山秋の芸術祭」(同実行委員会主催)が大倉山記念館で今月 (2019年)10月31日(木)から11月4日(月・振休)まで5日間にわたって開かれます。

昨年初めて試験的に行った大倉山駅近くから記念館までの「送迎車」を今年は期間中に毎日実施。エルム通りの天一書房大倉山店の脇から記念館まで、10時・11時15分・13時・14時15分・15時・16時15分の6回にわたって運行(復路は11時・12時45分・14時・14時45分・16時に記念館発)されます。

また、期間中は神奈川県唯一の横綱で2019年に没後半世紀を迎えた「武蔵山」(日吉出身)などを取り上げ、新たな研究内容も加えた「横浜と相撲展~横綱武蔵山没後50年記念」を大倉精神文化研究所の図書館で実施。

大倉精神文化研究所は「横浜と相撲展~横綱武蔵山没後50年記念」を開催する

美術展(ギャラリー)や大倉山エルムフォトクラブによる写真展(3階)、野菜や弁当の販売(第1集会室)、飲み物を100円で提供する「秋芸喫茶」(ロビー)も毎日行われます。

期間中は日替わりでさまざまなコンサートや講演、体験会(ワークショップ)などが企画されているほか、11月2日(土)は10時から港北区80周年記念のハナミズキ植樹式と、港北高校や大曽根・太尾の両保育園児らによるダンスの公演、「たまてばこ」による紙芝居も予定されています。

一部の音楽公演を除き入場は無料。毎日おおむね10時から公演やイベントが始まります。

【11月2日のハナミズキ植樹式の様子】

晴天のなか、大倉山記念館前で関係者が集まってハナミズキの植樹式が行われた

港北区にハナミズキの苗木を提供した東京都立園芸高校に栗田るみ港北区長から感謝状が手渡された

米国へ贈った桜の返礼として1912(明治45)年に贈られた「ハナミズキ」が都立園芸高校に残っており、そこから接ぎ木によって作られた苗木が大倉山記念館前に植樹された

【関連記事】

日吉が生んだ母思いの横綱「武蔵山」に迫る、綱島諏訪神社の草相撲で力育む(横浜日吉新聞、2019年3月12日、港北図書館で行われた横綱・武蔵山に関する講演内容)

【参考リンク】

2019年10月31日(木)~11月4日(月・祝)「第35回大倉山秋の芸術祭開催のお知らせ」(大倉山記念館)

横浜と相撲展~横綱武蔵山没後50年記念(大倉精神文化研究所)