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岸根公園にある神奈川県立の「武道館」の名前は変わるのでしょうか。県は県立武道館(岸根町)について、2020年4月から名称に団体名・商品名を付加する「ネーミングライツ(命名権)」を導入し、ネーミングライツパートナーとなる企業・団体を募集しています。

岸根公園内にある神奈川県立「武道館」

県では2015年から一部施設でネーミングライツを導入しており、たとえば、高校野球でおなじみの「保土ケ谷公園硬式野球場」では、相模原市に本社を置く不動産関連企業の株式会社サーティーフォーがパートナーとなり、県に年額220万円超を支払う形で「サーティーフォー保土ケ谷球場」と命名しています。

岸根公園駅の近くにある県立武道館でも同様に、命名権を年額100万円以上で募集するもので、“武道館”という名は残しながら、「○○武道館」という形で企業名や商品名を付加する形が想定されるといいます。契約期間は来年4月1日から2025年3月末まで。

1982(昭和57)年に竣工した県立武道館は、8000平方メートル超の敷地に柔剣道場や弓道場などを備えた2階建ての施設で、県内の柔道や剣道、弓道の大会・練習拠点として年間約22万人(2018年度)が来館。

県立「武道館」はどのような企業が命名権を取得するのだろうか

2010年からは日常の運営業務を民間が担う指定管理者制度が導入されており、来年3月末までは不動産管理会社の株式会社東急コミュニティー(東京都世田谷区)が管理や運営面を担っています。

来年4月、県立武道館はどのような名称に変化しているのでしょうか。

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【参考リンク】

神奈川県立武道館におけるネーミングライツパートナーの募集について(2019年10月17日、神奈川県スポーツ局)