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港北区内を走る環状2号線の歩道橋にユニークな愛称は付くのでしょうか。横浜市道路局は市内87カ所の歩道橋に企業や団体がスポンサーとなって愛称名を付ける「ネーミングライツ(命名権)」を導入すると発表し、区内ではいずれも環状2号線にかかわる5カ所が対象となりました。

環状2号線と綱島街道が交わる大豆戸交差点にかかる「大豆戸町歩道橋」もネーミングライツの対象となった

横浜市内の歩道橋に導入されるネーミングライツは、道路の維持管理費を補うことなどを理由に行うもので、企業や団体が市に対して月額2万5000円以上を3年間以上支払い、主に歩行者が見る歩道橋のプレートや、主に道路場を通行する車両などから見える主桁(しゅげた)に愛称名や企業ロゴを標示できる仕組みです。

港北区内では、下記の5歩道橋が対象となっています。

  • 岸根歩道橋(岸根町・新横浜1・鳥山町)※岸根交差点
  • 新横浜歩道橋(新横浜3)※環状2号線=新横浜プリンスホテル・横浜アリーナ近く
  • 鳥山東歩道橋(鳥山町)※環状2号線=東芝研修センター近く
  • 大豆戸町第二歩道橋(大豆戸町)※環状2号線=ドンキホーテ新横浜店・PCデポスマートライフ新横浜店付近
  • 大豆戸町歩道橋(大豆戸町・大倉山1丁目・菊名6丁目)※大豆戸交差点

環状2号線と横浜上麻生線が交わる場所にかかる「岸根歩道橋」は人も車も通行が多い

今回のネーミングライツでは、たとえば「しんよこ株式会社」という愛称を付ける場合、「岸根しんよこ株式会社歩道橋」や「しんよこ株式会社新横浜歩道橋」といった形となり、元の歩道橋名は残す形になるといいます。

募集は来年2020年1月17日(金)までで、応募する企業や団体は、月額2万5000円以上の契約料を提示したうえで、契約料とは別に歩道橋への愛称標示や撤去はスポンサー側が負担する必要があるとのことです。

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【参考リンク】

道路施設におけるネーミングライツ事業について(横浜市道路局)