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ぴあ株式会社は、みなとみらい地区に建設中の音楽専用アリーナ「ぴあアリーナMM」について来年(2020年)4月25日に開業し、こけら落とし公演に「ゆず」を招くと発表しました。

2020年4月25日に開業を予定する「ぴあアリーナMM」の完成イメージ(ぴあのニュースリリースより)

ぴあアリーナMMは、チケット販売で知られる「ぴあ」が独自に建設する1万200人(着席時)収容の音楽アリーナで、1万人規模の会場を民間企業が単独主導するのは国内で初の事例だとのこと。

地下1階・地上4階建ての建物は「ステージと客席が近く、一体感を感じられる縦長のハコ型構造が特徴」(同社)だといいます。

「ぴあアリーナMM」は縦長のハコ型構造で1万人を収容するという(ぴあのニュースリリースより)

場所は横浜ランドマークタワーに近い一画で、みなとみらい線のみなとみらい駅徒歩7分、JR桜木町駅からは徒歩8分の距離です。

みなとみらいエリアでは、2023年秋までに横浜駅寄りの場所に不動産企業のケン・コーポレーションが約2万席規模の音楽ホール「Kアリーナプロジェクト」を進行中。

ケン・コーポレーション「Kアリーナプロジェクト」では、横浜駅寄りの場所に約2万席規模の音楽アリーナと約340室のホテルなどを2023年秋までに整備する計画(同社のプロジェクト案内ページより)

また、日吉駅の近くに本社を置くコーエーテクモゲームスは、みなとみらい地区への本社移転にともない、ビル内に立席で2000人を収容するライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama(KTゼップヨコハマ=仮称)」を2020年春までに竣工する計画です。

この先、みなとみらい地区に新たな音楽ホールが一気に3つ誕生する予定であることから、横浜アリーナの稼働状況にどのような影響を与えるのかが気になるところです。

【関連記事】

みなとみらいで相次ぐ「音楽アリーナ」計画、横浜アリーナより巨大施設も(2017年11月11日)

【参考リンク】

ぴあアリーナMM(1万人収容、2020年4月25日開業)

KT Zepp Yokohama(仮称)について(ライブハウス型=立席2000席、2020年春開業予定)

Kアリーナプロジェクト(2万席、2023年秋開業予定)