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小机駅北口から日産スタジアムへ向かう徒歩ルートの途中、透明な防音壁のある歩道で今月(2019年6月)、壁の装飾が横浜F・マリノスの歴史を辿れる写真などに一新されました。

防音壁下部(写真左)に描かれていた小学生の応援イラストはほとんど見えない状態になってしまっていた。写真右は「ハマロードサポーター」の看板(2019年4月)

この歩道は小机駅近くの「新羽踏切」からつながる道路「横浜生田線」に沿って設けられており、車道と歩道を遮る防音壁の下部には、港北区内の小学校児童によって描かれたF・マリノスの応援イラストを10年ほど前から掲示。ただ、近年は絵が見えないほどに薄くなり、その上にスプレーのようなもので落書きが行われるなど、景観を損ねる状態となっていました。

F・マリノスの運営会社である横浜マリノス株式会社(新横浜2)によると、この歩道で清掃活動や保全を行う「ハマロードサポーター」になっていることもあって、このタイミングで壁の装飾一新を決断したといいます。

一新された装飾では、1993年から2019年シーズンまでの「スターティングイレブン写真」を掲出しており、日産スタジアムへ行くまでにF・マリノスの歴史を辿ることができる(6月21日)

新たな装飾では、1993年の“Jリーグ元年シーズン”からのF・マリノスのホームゲームにおける「スターティングイレブン写真」を2019年まで毎シーズンごとに掲載しており、小机駅から日産スタジアム西ゲートまでの間にF・マリノスの歴史が振り返れるようにしています。

今月8日に行われた松本山雅FC戦では、観戦者が90年代や2000年代初頭の写真の前で「この選手は誰?」「ユニフォームが違う」など、写真に見入っている様子も見られ、また、中澤佑二選手は2002年から18年の引退までほぼ毎年写真に登場しているため、その髪型や雰囲気の変化を楽しんでいる人もいました。

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