小机駅北口から日産スタジアムへ向かう徒歩ルートの途中、透明な防音壁のある歩道で今月(2019年6月)、壁の装飾が横浜F・マリノスの歴史を辿れる写真などに一新されました。
この歩道は小机駅近くの「新羽踏切」からつながる道路「横浜生田線」に沿って設けられており、車道と歩道を遮る防音壁の下部には、港北区内の小学校児童によって描かれたF・マリノスの応援イラストを10年ほど前から掲示。ただ、近年は絵が見えないほどに薄くなり、その上にスプレーのようなもので落書きが行われるなど、景観を損ねる状態となっていました。
F・マリノスの運営会社である横浜マリノス株式会社(新横浜2)によると、この歩道で清掃活動や保全を行う「ハマロードサポーター」になっていることもあって、このタイミングで壁の装飾一新を決断したといいます。
新たな装飾では、1993年の“Jリーグ元年シーズン”からのF・マリノスのホームゲームにおける「スターティングイレブン写真」を2019年まで毎シーズンごとに掲載しており、小机駅から日産スタジアム西ゲートまでの間にF・マリノスの歴史が振り返れるようにしています。
今月8日に行われた松本山雅FC戦では、観戦者が90年代や2000年代初頭の写真の前で「この選手は誰?」「ユニフォームが違う」など、写真に見入っている様子も見られ、また、中澤佑二選手は2002年から18年の引退までほぼ毎年写真に登場しているため、その髪型や雰囲気の変化を楽しんでいる人もいました。
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