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今年(2019年)秋のラグビーワールドカップ(W杯)や来年夏の東京2020オリンピックの開催を控え、オフィスビルが立ち並ぶ新横浜2丁目で花や緑を増やす取り組みが活発化しています。

「新横浜駅前公園」をはじめ新横浜中心部は花や緑が比較的多い環境にある(写真は「さんかくはし」付近)

新横浜町内会を初めとした地域団体や新横浜に拠点を置く企業が中心となり、横浜市や港北区の支援を得ながら、ビルの壁面緑化新たな花壇の設置、吊り鉢を使った街路の草花装飾などを計画。

世界的なスポーツ大会の舞台となる日産スタジアム(横浜国際総合競技場)最寄りの街として、新横浜を訪れる旅行者を港北区随一の都心部ならではの花と緑で迎えます。

その第一弾が新横浜駅から日産スタジアムへのメインルートとなっている「F・マリノス通り(旧レンガ通り)」。同通りへ向かう歩道橋「ヴィスタウォーク」の階段を下りる途中、ビル壁面に緑の草で覆われた一画が目に飛び込んでくるはずです。

F・マリノス通りの玄関口である「新横浜スクエアビル」の壁面で行われている緑化「グリーンファサード」、右側の歩道上では新たな花壇の工事も始まっている(5月8日)

これは「グリーンファサード」と呼ばれる壁面の緑化工法で、新横浜の街の出入口といえる場所を使った緑化の取り組みは、13種類の植物を使い、風の流れをモチーフとしたデザインに仕上げています。

昨年、新横浜町内会では来訪者へのおもてなしの一環として、“街そのものがまるで公園の一部であるかのような街並みの形成”を目標に掲げた「ガーデンシティ新横浜プロジェクト」を発足。理念に共感した駅前の「新横浜スクエアビル」(18階建て、西武プロパティーズ所有)が壁面スペースの一部を提供し、第一号となる壁面緑化が実現したものです。

この取り組みがユニークなのは、壁面緑化にとどまらず、同じ壁面に広告スペースがあわせて設けられた点にあります。

新横浜町内会を中心とした「ガーデンシティ新横浜プロジェクト」では新横浜2丁目でさまざまな緑化策を行う計画(新横浜二丁目地区「地域緑化計画書」より)※クリックで拡大

ここには、環状2号線沿いの大豆戸町にあるバッティングパーク「ブンブン」をはじめ、新横浜企業である奈良造園土木(新横浜1)や、東証一部上場企業のイリソ電子工業(新横浜2)、港北区を代表する企業グループ傘下のマクニカ(新横浜1)など地元の10社・施設が広告掲出を通じ資金面で支援

広告収入は、地域の障害者団体などに発注する緑化作業費に充てるといい、新横浜の緑化に加え、同時に福祉活動を持続できるような仕組みをつくる構想も描きます。

こうした動きに先立ち、新横浜町内会では昨年11月にF・マリノス通りの終端部である「さんかくはし(三角橋)」に近い位置で、大雨対策に効果的と言われる花壇「レインガーデン」を港北区とともに新設しています。

F・マリノス通りの終端といえる「さんかくはし」付近に新設された花壇「レインガーデン」

日産スタジアムへの主要ルートの出入口付近で緑化を行ったことになり、今後はF・マリノス通りの中間部で花壇の新設や、他の通りでも吊り下げ型の鉢植え「ハンギングバスケット」の設置などを通じた緑化活動を進める計画です。

今週(5月)末の11日(土)と12日(日)は、街や個人の住宅などの庭を公開する「港北オープンガーデン」の開催日。都心部・新横浜ならではの花や緑を増やしていく取り組みも、一つの見どころといえそうです。

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今週末5/11(土)・12(日)は「港北オープンガーデン」5月開催、初参加は17会場(2019年4月19日)

新横浜町内会と港北区、駅前公園に大雨対策&緑化で「レインガーデン」を初設置(2018年11月5日)

【参考リンク】

5月11日(土)~12日(日)開催「第7回港北オープンガーデン」の案内(港北区)

地域緑化計画・活動状況(新横浜二丁目地区)(横浜市環境創造局)

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