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「abee(アビー)」ブランドでスマートフォン関連アクセサリーやパソコン部品などを製造販売していたアビー株式会社の公式サイト(現在は閲覧できない状態)

新横浜1丁目の環状2号線沿いにあるインテリックス新横浜ビルに本社を置いていたスマートフォンアクセサリーやパソコン(PC)関連の部品メーカー、アビー株式会社(坂口信貴社長)が昨年(2018年)12月18日付けで横浜地方裁判所から破産手続開始の決定を受けていたことがわかりました。

同社は2004年6月に東京都江東区で設立され、2016年12月に新横浜へ本社を移しています。「abee(アビー)」ブランドでスマートフォンケースなどのアクセサリーやPC部品をはじめ、「PCオーディオ」と呼ばれるパソコンと接続して聴くオーディオ機器、3Dプリンタなどの独自製品を製造販売していました。

アビーが本社を置いていた「インテリックス新横浜ビル」は1階に「まいばすけっと新横浜環状2号店」も入っており、新横浜第一公園に近い環状2号線沿いにある

官報によると、破産管財人は横浜パーク法律事務所の原田雅紀弁護士。破産債権の届出期間は今月21日までとしています。1月1日現在、同社の公式サイトや「アビーストア」と題した販売サイトは閲覧できない状態です。

秋葉原周辺のパソコンやパーツの価格情報などを報じるメディア「エルミタージュ秋葉原」によると、アビーの負債総額は1.4億円で、「abee」の商標権については、新横浜3丁目に本社を置く株式会社コンピューケース・ジャパンに譲渡され、アビー社製の製品販売やサポートを引き継ぐと報じています。

【参考リンク】

アビーが破産手続き開始。負債総額は約1.4億円(「エルミタージュ秋葉原」、2018年12月28日配信)