日産スタジアムでのサッカーJ1リーグ公式戦が今月(2018年4月)8日から始まり、昨年(2017年)11月以来続いていたさまざまな改修工事の成果が少しずつ見えつつあります。日産スタジアムと横浜F・マリノスのホームゲームを通じた周辺の“変化”を写真でご紹介します。
今年は6月中旬から1カ月ほどかけて、来年9月からのラグビーワールドカップに対応するための芝生の張り替え工事も予定されているため、4月と5月に計7試合のマリノス戦が組まれています。
6月上旬の「東方神起」による3日間連続のライブを終えた後、工事が始まる予定です。
7月28日(土)の清水エスパルス戦からはまた新たな日産スタジアムのピッチが見られることになりますが、4月8日時点で見えてきた変化は次の通りでした。
4月のマリノス戦で「シャトルバス」
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現時点では4月開催の3試合のみですが、新横浜駅やセンター南駅、中山駅、鶴見駅、ららぽーと横浜から往路2本・復路1本(新横浜のみ往路5本)の無料シャトルバスが運転されます。日産スタジアムの乗降場は、西ゲート(小机側)に近い第一駐車場で少し分かりづらいのですが、観戦時には有難く、ラグビーW杯時の輸送へ向けての準備にもなりそうです。
デジタルサイネージを多数設置
一部座席が「跳ね上げ式」にリニューアル
マリノス戦での「自由席」エリアが変更
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こちらはマリノス独自の動きですが、2018年シーズンから自由席エリアが変更され、サポーターが集まるサイドスタンドが「サポーターズシート」との名になり、ホーム側にのみ隣接エリアが「メイン自由」「バック自由」という名で分割されました。昨年まではバックスタンドの多くは自由席エリアでしたが、指定席エリアが拡大しているため、人気カードでの自由席利用時はご注意ください(席割り画像は横浜F・マリノス公式サイトより)
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4月8日(日)の川崎戦での「サポーターズシート」(奥側)と「バック自由2階」(手前)の様子(試合開始30分前)、同じ自由席でも混雑度合いが異なっていましたが、最終的にはバック自由も7~8割埋まり、1階はどちらもほぼ満席状態でした
一部トイレが美しくリニューアル
1灯ごとに点灯・調光できるLED照明
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ラグビーW杯が求める明るさに対応するため、これまでの「メタルハライドランプ」と呼ばれる照明から「LED」に変わっています。日産スタジアムによると「1灯ごとに角度が調整されており、ピッチ全体を均等に明るく照らします。また、1灯ごとに点灯・消灯・調光ができ、試合前後のセレモニーやコンサートで舞台照明と一体に演出する事も可能になります」とのことです
なお、スタジアム内売店の変化については「<日産スタジアム>ステーキやローストビーフなど4店が出店、電子マネー対応も」の記事をご覧ください。
【関連記事】
・<日産スタジアム>ラグビーW杯へ向け、観客席やトイレ、エレベーターなども改修へ(2017年12月6日)
・<日産スタジアム改修>W杯対応へ今年度だけで83億円、「ピッチレベル観客席」実験も(2017年10月5日、芝の張り替えについても)
・<マリノス>4/8(日)皮切りに日産で3試合、新横浜駅などから無料シャトルバス(2018年4月4日)
・日産スタジアムでは初の3日間連続ライブ、6/8(金)から「東方神起」が公演(2018年1月24日、3日間連続ライブは初、この後に芝生張り替えが行われる)
【参考リンク】
・日産スタジアム「会場整備工事」(2017年11月~2018年3月に行われた改修について)