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港北区内の駅近くで認可保育所が足りません。横浜市は2年後の2019年4月に整備する保育所について、今月(2017年10月)現在の「整備が必要な地域」として大倉山駅や妙蓮寺駅の周辺に加え、新横浜駅から徒歩10分以内の篠原町や新横浜1~2丁目、鳥山町をあげています。日吉や綱島は市内で唯一「重点整備地域」となっており、区内全域で未だに不足傾向にあることを示しています。

港北区内で2年後の2019年4月に認可保育所の「整備が必要な地域」(横浜市の資料より)

10月現在で市が整備が必要な地域としてあげているのは以下の通り。

  • 大倉山駅徒歩10分圏内:大倉山1~5丁目、大豆戸町、師岡町
  • 新横浜駅南側徒歩10分圏内:篠原町、新横浜1~2丁目、鳥山町
  • 妙蓮寺駅周辺徒歩10分圏内:仲手原1~2丁目、菊名1~2丁目、篠原東1~3丁目、神奈川区西大口
  • 樽町1~4丁目、大曽根1~3丁目
    (※日吉・綱島の駅周辺はほぼ全域が「整備が必要な地域」または「重点整備地域」)

港北区内の多くの地域は認可保育所が不足している(イメージ写真)

菊名駅の周辺を除き、港北区内にある東横線の駅付近で認可保育所が不足しており、新横浜駅では篠原口側を中心としたエリアと、駅徒歩10分以内で認可保育所が1カ所も整備されていない鳥山町があがっています。

さらに大倉山駅から綱島駅間にある大曽根や樽町も整備が必要なエリアとなりました。

来年(2018年)4月には大倉山で1カ所、新横浜では横浜保育室から移行する形で認可保育所2カ所、綱島街道沿いの樽町で1カ所が設けられますが、それだけでは2年後にまた足りなくなるようです。

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【参考リンク】

平成31年4月に向けた横浜市民間保育所 整備が必要な地域一覧PDF、横浜市、2017年10月現在)