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東海道新幹線の新横浜駅ホーム下付近の篠原側にあった西松建設のJR新横浜出張所(大豆戸町1186)で、解体工事が行われています。現地に掲出された告知によると、来月(2017年6月)15日まで作業を行うとしています。

解体作業が行われている西松JR新横浜出張所と狭あいな道路(右)

西松建設のJR新横浜出張所は、市営地下鉄ブルーラインの2番出口からほど近い場所にあり、新幹線の4番ホーム(新大阪方面)の真下といえる位置。敷地内には事務所や駐車場のほか、宿舎として使われていたとみられる建物もあります。

同敷地の真横には「市道菊名70号線」と呼ばれる道路が通じており、道幅が4メートルにも満たないことから、信号による交互通行が行われています。この道路から少し離れた位置に幅員20メートルの「新横浜南口線」という新たな道路を作る計画が存在しているためか、これまで狭い道路の改良は行われていない状況です。

篠原口側の都市計画図、「+」の場所が西松建設の付近、網目のところは都市計画が存在するエリア、右側の茶色線が道路計画(横浜市「iマッピー」より)

同敷地のある大豆戸町1186番地周辺は「新横浜駅南部地区土地区画整理事業」のエリアとなっており、これまで手付かずだった“篠原口の再開発”のなかでも「駅前エリアB」として位置付けられています。2011年11月に同エリアの地権者を対象に横浜市が行ったアンケートによると、「駅前に相応しいまちづくりを目指すべき」との声が41%で、「大規模開発は不要だが道路整備等は必要」が34%、「現状のままでよい」が10%だったとのことです。

市による新たなまちづくり方針では、2つの駅前エリア(A=篠原口駅前周辺、B=大豆戸町側)について「土地の高度利用等について、地権者と話し合いを進めます」(横浜市)とし、「商業・業務や都市型住宅などの機能集積」をはじめ、「新横浜駅南北自由通路から篠原口へのバリアフリー化」や「駅前広場の整備」を行う方針としています。

西松建設のJR新横浜出張所は駅前の「一等地」といえる場所にある

また、市は「今の都市計画道路(新横浜篠原線、新横浜南口線)は、旧土地区画整理事業による大規模な造成を前提としているため、これを現在の地形、宅地の高低、現況道路の位置などを考慮し、新たなまちづくりの計画に合わせて、線形・幅員を見直します」とも表明しています。

西松建設の建物解体後、跡地はどのように活用されるのでしょうか。篠原口のまちづくりとの関係にも注目が集まりそうです。

【関連記事】

篠原口側の“新横浜駅南部地区”、2017年度は再開発事業の「準備組合」設立目指す(2017年3月30日)

【参考リンク】

西松建設JR新横浜出張所の場所(グーグルマップ)

新横浜駅南部地区(篠原口)の再開発について(横浜市都市整備局)

新横浜駅南部地区における横浜市の「新たなまちづくりの考え方(案)」に関するアンケート調査の結果についてPDF、2012年3月15日横浜市会建築・都市整備・道路委員会資料)

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