行政に関する「困り事」を、地域のボランティアとして活躍する「相談員」に伝えてみませんか。
あす(2024年)6月22日(土)11時から15時まで、「まちかど行政相談所」が、トレッサ横浜(師岡町)南棟1階イベント広場に開設されます。
港北区や鶴見区、神奈川区の行政相談委員と横浜市職員、総務省神奈川行政評価事務所(中区新港)により年に数回“臨時”で開設されている「まちかど」での相談会。
難しい手続は不要で相談できることが大きなメリットとなっており、担当の行政機関とは異なる立場から、行政などへの苦情や意見、要望を受け、その解決や実現を促進するとともに、行政の制度や運営の改善に生かす仕組みとなっています。
新型コロナ禍が明けたことで、昨年(2023年)は4年ぶりに開催されたという同相談会ですが、「30件を超える相談が寄せられるなど、大きな反響があったと考えます」と、2017(平成29)年4月から港北区で3人目の行政相談委員としてボランティアで相談に応じる行政書士の加賀雅典さん。
1966(昭和41)年制定の「行政相談委員法」で定められた国の制度に基づく相談会ということもあり、「どこに相談してよいか分からないといった相談についても、無料・秘密厳守にてアドバイスを行います。まずはお立ち寄りいただければ」と、加賀さんは、当日の来場を広く呼び掛けています。
なお、港北区役所(大豆戸町)1階エレベーター前のホールで2カ月に1度開催されている「行政相談会」は、今年4月(2024年度)から“奇数月”の第2火曜日(13時から15時まで)に実施日が変更されています。
新型コロナ禍明けで昨年度(2023年度)から4年ぶりに復活した区役所での相談会ですが、「偶数月の開催だとお盆や年末にもあたり、多く皆様が参加しやすい“奇数月”(5・7・9・11・1・3月)に変更しました」と加賀さんは説明します。
区役所では、加賀さんのほか、田野井三枝子さん、小山米子さんの3人が相談対応を実施しているとのこと。
このほか、国による相談機会も別途設けられており、総務省行政相談センター「きくみみ」(東京都千代田区)では、電話やインターネット、手紙やFAXでも相談を受け付けているとのことです。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【関連記事】
・「お困り事」は区役所で相談を、4年ぶり“まちかど行政相談”もトレッサで開設(2023年6月15日)
・“お役所仕事”や相談先不明の困り事も日吉の加賀さんが「行政相談」でバックアップ(横浜日吉新聞、2017年9月21日)
【参考リンク】
・まちかど行政相談所(トレッサ横浜)
・特別相談一覧(港北区区政推進課)※行政相談についても掲載
・行政相談とは(総務省)
・行政相談の受付窓口(同)