2023年の秋祭りを締めくくる港北区の“区民祭”が横浜アリーナで行われます。
港北区連合町内会などの実行委員会は今週(2023年)11月25日(土)に横浜アリーナで「2023 ふるさと港北ふれあいまつり」を開き、同じ会場内で「秋のヨコアリくんまつり2023」(横浜アリーナ主催)が同時開催されます。
ふるさと港北ふれあいまつりは、1976(昭和51)年に始まった「港北区民まつり」を源流とする半世紀近い歴史を持つ秋の区民イベント。2002(平成14)年に複数の区民向けイベントが合流したことを機に現在の名称に変わりました。
一方、秋のヨコアリくんまつりは、2015(平成27)年に横浜アリーナが独自に地域向けイベントとして始め、昨年(2022年)からふるさと港北ふれあいまつりの会場が横浜アリーナに移ったことから同時に開催しています。
3年ぶりのリアル開催(過去2年はオンラインのみ)となった昨年と同様に1階のメインアリーナと屋外でふるさと港北ふれあいまつり、2階通路とセンテニアホール(サブスペース)は秋のヨコアリくんまつりという形で実施。
1階のメインアリーナでは、大型ステージを使った音楽などの披露に加え、地域団体や行政機関などによる71のブースが出店。このうち10カ所は体験型の大型ブースとなっており、一部は正面玄関前で“はたらく車”の展示も行われる予定です。
また、メインアリーナからつながる屋外の駐車場では飲食物を中心とした14のブースが軒を連ね、自衛隊や土木事務所の車両展示も行われます。
注目は港北区老人クラブによる「イーモ煮コーナー」で、かつて鶴見川河川敷で開いていた「ふれあってイーモ煮会」の時代から四半世紀以上の伝統を持つ名物の「芋煮」を販売。昨年は屋内ブースで火を使えなかったため販売を断念しており、今年は2019年以来となる芋煮を味わうことができそう。
メインアリーナに設けられる大型ステージでは、9時40分から横浜市消防音楽隊の演奏に続いて10時からオープニングセレモニーを開始。15時ごろまで11組(団体)が音楽やパフォーマンスを披露します。
11時45分からの横浜中華学院(中区)による獅子舞は初参加の企画として注目を集めそう。また、12時30分の横浜F・マリノスと横浜GRITS(グリッツ)の公式チアによるコラボダンスは、この場でしか見られない年に1度の恒例企画となっています。
2階で行われる秋のヨコアリくんまつりは、アリーナをぐるりと囲む通路に28のブースが並び、こちらは東急電鉄や相鉄(相模鉄道)、西武鉄道、JR東海、JR東日本など地域でおなじみの民間企業も出展しているのが特徴です。
2階にあるセンテニアホールのステージイベントでは、10時30分と12時30分からの2回にわたって、「ゲッツ」のセリフで知られる漫談家・お笑いタレントのダンディ坂野さんが登場。
また、14時からは横浜アリーナのキャラクター「ヨコアリくん」など複数のキャラクターが一同に揃うステージ企画も予定されています。
ふるさと港北ふれあいまつりと秋のヨコアリくんまつりは9時30分に開場し、10時から開始となり15時まで行われます。屋内でのイベントが大半となっているため、雨天時も開催されます。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の一部共通記事です
【関連記事】
・「ふるさと港北&ヨコアリくんまつり2023」に2万5千人、前年を上回る人出(2023年11月28日、当日のレポート)※リンク追記
・【前年のレポート】3年ぶり“港北区民の祭典”、横浜アリーナがコロナ前の日常に一歩近づく(2022年11月24日、前年は雨だった)
【参考リンク】
・11月24日(土)10:00~横浜アリーナ開催「2023 ふるさと港北ふれあいまつり」の案内ページ(港北区)
・同時開催「秋のヨコアリくんまつり2023」の特設サイト(横浜アリーナ)