JR横浜線の新横浜駅や菊名駅でホームドアの設置が始まります。新横浜駅では6番線(小机・橋本方面)に今月(2021年)10月12日(火)に、5番線(菊名・東神奈川方面)は13日(水)にホームドア本体(機器)がそれぞれ設けられ、11月3日(水)から稼働を予定。菊名駅では11月中に設置される見通しです。
(※10月13日追記:JR菊名駅は10月19日・20日に機器が設置され、11月7日からの稼働が決まりました)
横浜線では来年3月末までの今年度、新横浜や菊名、大口、長津田、橋本の5駅への設置が予定されており、新横浜駅のみ“フル規格”となる従来型のホームドアとするほかは、4駅では「スマートホームドア」と呼ばれるドア部分がフレーム構造となった“軽量型”の採用を予定。
関係者によると、ホームドア本体の設置工事は、終電後の深夜帯に行う計画だといい、乗客への影響はほとんど無いとみられますが、本体の設置後も正式稼働日まではホームドアとしては使わない形となります。
すでに新横浜と菊名の両駅ホームの端には、本体設備の一部が設けらているほか、ホーム上では設置の位置を示す印が付けられている状態です。
なお、横浜線の新横浜駅と菊名駅にホームドアが設置されると、港北区内での未設置駅は小机を残すのみとなります。
2022年度下期(2022年10月~2023年3月)に開業を予定する東急新横浜線(新横浜~新綱島~日吉)では、開業当初から全駅にホームドアを設置する計画です。
【10月25日写真追記】
【関連記事】
・<JR横浜線>新横浜など5駅にホームドア、菊名や大口、長津田は軽量型に(2021年4月7日)
・東海道新幹線の新横浜駅、すべての乗り場で「ホームドア」の設置を完了へ(2018年1月31日、新幹線ホームでも設けられてきた)
・<東急>ホームドアの拡充ぶりが目立つ東横線、設置状況が一目で分かるページ公開(2017年1月25日、東急は早い段階で全駅に設置)
【参考リンク】
・2021年度のホームドア整備について(PDF、JR東日本、2021年4月6日)
・鉄道駅舎可動式ホーム柵等整備事業(横浜市都市整備局)