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いよいよ小机駅にもホームドアが設置されます。

JR東日本は今月(2023年)4月13日に2023年度のホームドア整備計画を発表し、新たに整備される12駅のうち6駅は横浜線で、中山駅や十日市場駅などとともに小机駅も整備対象に入りました。

JR東日本が2023年度にホームドアを整備する予定の12駅(ニュースリリースより)

JR東日本では今から9年後の「2032年度末」を目標に首都圏の主要路線330駅にホームドアを導入する目標を掲げており、2022年度末までに99駅で整備を終えています。

横浜線は、2025年から30年ごろまでに運転士だけのワンマン運転を行う計画の対象路線となっており、一昨年(2021年)11月には新横浜駅菊名駅でもホームドアが稼働しました。

小机駅はすでにホーム表面がホームドア設置を意識した形状になっているように見える(3月12日)

JR東日本の発表によると、今年度は小机(小机町)や中山(緑区寺山町)、十日市場(緑区十日市場町)、成瀬(東京都町田市)、相模原駅(相模原市中央区)、八王子(東京都八王子市)の6駅で整備を計画。

いずれも菊名駅に設置されているような“軽量型”の「スマートホームドア」とする方針です。

ドア部分がフレーム構造となった「スマートホームドア」が設置されるという(菊名駅)

小机駅では、商店街側に位置する八王子方面行の1番線と、新横浜方面行の3番線(日産スタジアム側)に設置するとのことで、始発着列車に使われている2番線は現時点で計画に入っていません。

港北区内では現在までに小机を除くすべての駅にホームドアが整備されており、今年度中(来年3月まで)には区内の全駅に揃うことになりそうです。

【関連記事】

・【過去記事】<JR横浜線>まもなく新横浜駅・菊名駅で「ホームドア」設置、夜間に工事(2021年10月4日、菊名と新横浜は1年半ほど前に整備された)

首都圏の「JR運賃」に10円加算、来春からホームドア整備費などに充てる(横浜日吉新聞、2022年4月6日、今春から加算運賃も始まった)

【参考リンク】

JR東日本「2023年度のホームドア整備計画について」PDF、2023年4月13日)

横浜市「鉄道駅舎可動式ホーム柵等整備事業」(市内駅のホームドア整備状況)

小机駅の構内図(JR東日本、2番線ホームはあまり使われていないが、日産スタジアムでのイベント時などは臨時列車などに使用)