【写真レポート】今年(2023年)1月から使用を開始した横浜F・マリノスの新たな練習拠点「F・マリノススポーツパーク~トリコロールベース久里浜(F・Marinos Sports Park~Tricolore Base Kurihama)」が進化を遂げつつあります。
JR横須賀線・久里浜駅に近い公園跡地など約3万6500平方メートルに横須賀市が整備した同スポーツパークには、2面の天然芝グラウンドやクラブハウス(屋内施設)、人工芝フットサルコートなどを設置。
基礎的な建物や構造物は市がつくり、F・マリノスは市に使用料を払ったうえで新たに内装や設備などを整えてトップチーム(J1リーグに参戦するプロチーム)の練習場とし、同スポーツパーク内の約3万平方メートルにわたる管理者となっています。
F・マリノスはチーム強化の拠点として活用するだけでなく、フットサルコートやクラブハウス内の会議室・レストランなどを一般開放し、地域との交流拠点とする計画。
4月26日にメディア関係者などを対象に公開され、計画の説明が行われました。クラブハウス内を中心に現在の様子を写真で紹介します。

F・マリノススポーツパークは距離的にはJR久里浜駅が最寄りですが、迂回しなければならないため、アクセスは京急久里浜駅(徒歩10分超)が若干便利。3月にはアクセスルートの路面上に案内表示も加わり、迷わず行きやすくなった

駅側に近い「Bグラウンド」も完成間近、天然芝の育成状況を見ながら6月には練習での使用を始めたい考えで、今後は芝育成のためAとBのグラウンド2面を交互で使っていく予定。Bグラウンド側にスタンドはないものの練習公開日は定期的に設定するという(4月26日撮影)

クラブハウスの2階テラスからの眺め。左手奥がJR久里浜駅、距離的には近いものの迂回が必要となるため、京急駅より若干遠くなる。市はJR駅とスポーツパーク側を結ぶ通路を設ける中長期構想も持つ。右手奥は完成間近のBグラウンド
以上がクラブハウス内の様子でした。
なお、横浜F・マリノスでは5月中にも「F・マリノススポーツパーク」の公式サイトを開設し、地域開放施設の案内や予約の受付など行っていく予定とのことです。
【関連記事】
・F・マリノスの「練習拠点」は久里浜に、グラウンド2面やクラブハウス整備(2023年1月12日)
・<横浜F・マリノス>2023年シーズンへ新体制、成長期待の7選手が加入(2023年1月16日、今シーズンの新体制発表会は久里浜のクラブハウスで行われた)
【参考リンク】
・横浜F・マリノス「練習場(横須賀市久里浜)」の案内ページ(公開練習日は見学可能)
・横浜F・マリノス練習場の名称が「F・Marinos Sports Park~Tricolore Base Kurihama」に決定しました(横須賀市、2022年12月26日)