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新横浜ならではの新しい“限定観光ツアー”が登場します。日産スタジアムはこの春からスタジアム内の裏側や展示物、フィールドをめぐるツアー内容をリニューアルし、来月(2022年)4月3日(日)から土曜日や休日などを中心に実施する計画です。

「Yokohama Final Stadium × 3」と題して4月からスタジアムツアーがリニューアルする

日産スタジアムでは、これまでもガイドがスタジアム内を案内する「スタジアムツアー」を定期開催しており、2002(平成14)年に開かれたFIFAワールドカップの決勝戦時に使われた再現ロッカーや展示施設、フィールド上などを見学できる内容となっていました。

その後、2019年11月に「ラグビーワールドカップ」の決勝戦、2021年8月には「東京2020オリンピック」のサッカー男女決勝戦が開かれたことから、これらの展示や映像などを加え、「YOKOHAMA Final Stadium(ヨコハマファイナルスタジアム)× 3 STADIUM TOURS(スタジアムツアー)」と題してリニューアルしたものです。

新たにデジタルサイネージを使った演出も加わった

新スタジアムツアーは、東ゲート広場の丸い建物「レストラン棟」内で、一新した「スタジアムギャラリー」の映像と展示物を見るところからスタート。

2002年時のモニュメントと新設された2大会の銘板を見学し、スタジアム通路のデジタルサイネージ(電子看板)に映し出された各大会の様子を眺めながら、南ゲートへ歩きます。

FIFAワールドカップの決勝戦時に使われた再現ロッカーは新ツアーでも登場

ここから先は関係者以外は入れない“バックステージ”へ移り、2002年の決勝戦時仕様に再現されたブラジル代表選手のロッカーや、ラグビーW杯時の控室、さらにはPKシュート練習ができるウォーミングアップルームなど、これまでのツアーでも人気のスポットを見学。

続いて、今回のリニューアルで最大の目玉といえる正面ホールの「ファイナルミュージアム」では、3大会の決勝戦に関する展示や、スタジアムの歴史が分かる各種イベントの記念品類などを見ることができます。

正面ホールの「ファイナルミュージアム」は展示内容を一新

そして、選手と同じように「ビクトリーロード」を通ってフィールドに降り立ち、フィールドレベルから日産スタジアムのスタンドを眺められるという貴重な体験が待っています。

ツアーの時間は1時間ほどで参加費は大人1000円、中学生以下は500円開催日は4月が3日(日)・4日(月)、9日(土)、11日(月)、24日(日)、29日(金・祝)・30日(土)の計7日間に1日4回(10時30分/12時/13時30分/15時)実施の予定。

フィールド上からスタンドを眺める経験は貴重

1回あたりの定員は20人(2022年4月時点)で事前予約が必要となっています。5月以降の開催日程は公式ページで順次発表するとのことです。

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世界3大会「決勝戦の地」を体感、日産スタジアムツアーを一新へ(2022年2月16日)

【参考リンク】

日産スタジアム「Yokohama Final Stadium(ヨコハマファイナルスタジアム)× 3 STADIUM TOURS(スタジアムツアー)」(限定日のみ開催)