新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

新たに設ける「みなとみらい」の会場では、計9.2万人に接種を行うとのことです。横浜市は65歳以上を対象に今月(2021年)5月17日から市内公共施設などで順次始まっている新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、来月6月6日(日)からは「横浜ハンマーヘッド」(中区新港)に大規模な接種会場を追加すると発表しました。

横浜ハンマーヘッド会場での接種予約は、75歳以上が5月31日(月)9時~、65歳~74歳が6月3日(木)9時~からそれぞれ始まる(横浜市の案内ページより)

接種期間は6月6日(日)から7月31日(土)までの毎日8時30分から20時を予定。

同会場での接種予約は、来週5月31日(月)9時から75歳以上の市民を対象に約4.2万人分、6月3日(木)65歳から74歳の市民を対象に約5万人分をそれぞれ、市予約サイトとフリーダイヤルで受け付けるとのこと。ワクチンはモデルナ社製が使用される予定です。

新港ふ頭にある「横浜ハンマーヘッド」

横浜ハンマーヘッドは、クルーズ船を迎え入れる「新港ふ頭客船ターミナル」を中心に、商業施設とホテルで構成された複合施設で、みなとみらい線・馬車道駅から徒歩約10分、桜木町駅から徒歩約15分の「新港ふ頭エリア」に位置。

2019年10月にオープンしたものの、翌年3月以降は新型コロナウイルス禍の影響でクルーズ船の入港がほとんど無い状況です。接種会場は、横浜ハンマーヘッド内で出入国管理などの業務スペースとしても使われる「CIQホール」になるとのことです。

会場の「CIQホール」は横浜ハンマーヘッド(建物内)の1階にある

接種期間中は桜木町駅から約5分間隔で、専用シャトルバス(所要10分)が運行される予定です。

こうした大規模接種会場は、東京・大手町にも「自衛隊東京大規模接種センター」が設けられており、5月31日(月)以降は神奈川県民による利用が可能となります。

【関連記事】

<厚労省のサイト>ワクチン接種に対応の医療機関を掲載、港北区は140カ所超(横浜日吉新聞、2021年5月18日)

<詳細案内>医科学センターでワクチン集団接種、新横浜駅から無料バスも(2021年6月10日)※リンク追記

港北区で初の「ワクチン集団接種」、早すぎる来訪や導線に課題も(横浜日吉新聞、2021年5月20日)

【参考リンク】

横浜市「大規模接種会場でのワクチン接種について」(6月6日~7月31日、横浜ハンマーヘッド)

港北区内で接種可能な医療機関一覧(厚労省コロナワクチンナビ、接種に対応する港北区内の医療機関を掲載)

現時点で「予約可能」な横浜市内の医療機関一覧(厚労省コロナワクチンナビ)

自衛隊東京大規模接種センター(大手町駅近く)の予約サイトについて(神奈川県民は5月31日から接種を開始)