新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト
新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

横浜市交通局は、1997(平成9)年から20年以上にわたって、長期休暇中に続けてきた小学生向けの運賃割引企画「バス50円・地下鉄110円」今後は実施しないことを決め、今月(2021年)4月21日に発表しました。

横浜市交通局の「バス50円・地下鉄110円」の案内ページより

市交通局によると、小学生にバスや地下鉄に親しんで利用してほしいとの考えから、1997年以降、ゴールデンウイークを含めた夏や冬、春の長期休暇中に小児運賃の割引を始めものだといいます。

昨年(2020年)春から始まった新型コロナウイルス禍にともない外出自粛が求めらたことから、2020年の冬休みを最後に「バス50円・地下鉄110円」は休止が続いており、再開できないまま終了という形になりました。

市営バスでは現金で50円を支払う形となっていた

関係者によると、終了の背景には、新型コロナ禍による経営環境の悪化に加え、この割引企画が始まった当初は「50円」や「100円(値上げ前の地下鉄運賃)」といった“ワンコイン”で乗車できる手軽さをうりにしていたものが、その後に「パスモ(PASMO)」などのICカードが普及したことで、割引の効果が薄くなっていたとの指摘もあります。

そのためか、市営バスでは期間中に割引を適用する場合、現金のみの取り扱いとしていました。

期間中、地下鉄では110円区間の小児切符を買えばどこまでも乗車できた

横浜市交通局と同様に、1997年から長期休暇の期間に「こども50円運賃」を行っていた小田急バスでは、「需要の変動」を理由に昨年10月に割引を廃止しています。

なお、東急バスでは来年(2022年)の1月10日を最終日とする冬休み期間まで、長期休暇中には「こども50円キャンペーン」を実施する計画です。

【関連記事】

横浜市交通局、2020年春は小学生向け「バス50円・地下鉄110円」を中止(2020年3月21日、再開できないまま終了)

<東急バスや市営バスなど>ICカード利用時の「特典ポイント」相次ぎ終了(2021年3月18日、ICカードの割引も廃止)

【参考リンク】

こども バス50円・地下鉄110円の終了について(横浜市交通局、2021年4月21日)

東急バス「こども50円キャンペーン」について(2022年1月10日まで日程が発表されている)