港北区周辺でも夏祭りの大半が中止となりそうな2020年。異例の夏を楽しめる貴重な「ビアガーデン」が今年も新横浜プリンスホテルで来週7月1日(水)から企画されました。
屋外のスペースを生かして従来の席数を半分以下とするなど、テーブル間の距離を確保したうえで、9月5日(土)までの2カ月超にわたる新横浜恒例の夏催事が始まります。【※2020年9月6日追記:開催期間が9月27日(日)まで延長となりました】
昨年(2019年)はワールドカップを意識した「ラグビー」、2018年は「グランピング(豪華なキャンプ)」などのテーマを掲げ、毎年6月中旬から行われてきた新横浜プリンスホテルのビアガーデン。
今年は新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれたなか、同ホテル7階の比較的余裕のあるスペースを生かし、「“三密”回避の要望を受け、屋外のゆったりしたスペースで生ビールを楽しめるようにした」(同ホテル)と従来の300席を思い切って112席まで大幅に減らしたうえで、期間も例年より短縮する形で企画されました。
2020年のビアガーデンは7月1日(水)から9月5日(土)まで(8月9日・10日を除き毎週「日・月曜日」は定休日)の日程で7階の屋上スペースを使い、平日は17時30分から21時30分まで、土休日は17時から21時まで実施。
“ホテルで楽しむアウトドアな夏”と題し、「バーベキューセット」(1人4000円または7000円)や「夏祭りセット」(1人5000円、120分飲み放題付き)、おつまみ4品と飲み放題がセットになった「涼風セット」(1人3500円)などの各種プランを設定。
こうしたプラン以外でもアラカルトメニューでの利用は可能となっており、祭りの屋台でもおなじみの「たこ焼き」や「イカの姿焼き」など、 ビールに合うアラカルト料理も充実させるといいます。
また、ファミリーの利用を想定し、小学生までの来場者にはデザートや光るボールペンなどのプレゼントも予定しているとのことです。
至近の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)も会場となっていた「東京2020オリンピック」が延期となったうえ、港北区内でも夏のイベント中止が相次ぎ、首都圏のプールや海水浴といったレジャーを楽しむことも難しい状況ですが、これまでにない夏の貴重な楽しみとなりそうです。
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