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相鉄・東急直通線の新横浜駅(仮称)は、環状2号線の地下、ブルーライン新横浜駅の下部に4階建て構造で建設されている(相鉄・東急直通線の公式サイトに掲載の完成予想図より)

2023年3月までの開業を目指して相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線/東急新横浜線)の建設工事を行う鉄道・運輸機構は、環状2号線の地下に建設中の新横浜駅(仮称)において、エレベーター4台とエスカレーター27台設備工事の入札を今後行う見通しであると公表しました。

今月(2019年7月)1日付けで公表した発注見通しの資料によると、エレベーター4台とエスカレーター27台から成る「新横浜駅昇降機設備」工事の一般競争入札を第3四半期に行うとし、工期は32カ月(2.6年)に設定しています。

新横浜駅前の環状2号線では地下だけでなく地上でも工事が続いている(6月18日撮影)

相鉄・東急直通線の新横浜駅は、環状2号線の地下最大約33メートルの位置に作られており、鉄筋コンクリートの4層構造。円形歩道橋の付近(セントラルアベニュー・宮内新横浜線)で上部にある地下鉄ブルーラインと交差する作りとなっているため、同線とは乗り換えが容易とされています。

なお、鉄道・運輸機構では、相鉄・東急直通線の工事入札において、新綱島駅(仮称)でも同様にエレベーター2台とエスカレーター12台から成る「新綱島駅昇降機設備」工事や、新横浜変電所変電設備一式と羽沢変電所変電設備一式から成る「新横浜変電所外1箇所変電設備」の工事も来年度第1四半期に実施する予定としています。

【関連記事】

相鉄直通線「新横浜駅」の新築工事に2年8カ月、環状2号の埋め戻しなどは3年間(2018年11月19日)

【参考リンク】

新横浜駅工事の概要(相鉄・東急直通線の公式サイト)

新横浜駅での工事について(横浜市交通局=円形歩道橋の下部で工事を担当)