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横浜ラポールは日産スタジアム東ゲートの至近にある(浜鳥橋交差点近く)

新横浜駅から徒歩10分超、知る人ぞ知る貴重な施設が日産スタジアム至近にある障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」です。

パラリンピックスポーツを身近に触れられる施設であるとともに、共生社会の実現を目指し、障害の有無を問わず誰もが利用できる公共施設という一面を持ち合わせていることは、地元の港北区民にも意外と知られていません。

新横浜駅から日産スタジアムへアクセスする際の主要ルート「東ゲート橋」を歩くと、左手に「総合リハビリテーションセンター」と「総合保健医療センター」の建物が見えてきます。その2棟のちょうど真ん中の奥という位置に置かれているのが「横浜ラポール」。住所は鳥山町、場所は浜鳥橋の近くです。

2つの施設に挟まれた真中の奥にある地上3階・地下1階建ての建物が横浜ラポール

横浜市によって1992年に建てられた地上3階・地下1階建てのこの施設は、“障害者スポーツ文化センター”と名付けられているように、障害者のスポーツや文化活動の場として使われることを主要目的とする一方で、利用や貸し出し時に障害の有無を問うわけではありません。

「施設の予約時などに障害福祉団体の優先受付は行っていますが、基本的に利用する方の制限を設けているわけではありません。当館の運営理念の一つに『共生社会実現への支援』を掲げているように、障害のある方もない方も利用いただくことで、ともに理解し合える場としていくことが大事だと考えています」と館長の神山篤さんは説明します。

300席のホールや大小会議室などを貸出も

25メートル×6コースの温水プールを完備

横浜ラポールの館内は、横浜市内で唯一となる公共の障害者スポーツ施設だけあって充実しています。

温水プール(25メートル×6コース)やフィットネスルームをはじめ、約1500平方メートルの広さを持つ「メインアリーナ(大体育室)」と約290平方メートルの「サブアリーナ」、屋外と地下のグラウンドといったスポーツ関連だけでなく、4レーンのボウリング場も完備。

約1500平方メートルの広さを持つ「メインアリーナ」

さらに、300席のホール「ラポールシアター」や108席の「大会議室」、24席の「小会議室」、20畳の「和室」、料理や陶芸などの創作活動を行う「創作工房」ほか、文化的な活動に適した施設も手厚く配置されています。すべての施設でバリアフリー対応は万全です。

プールやフィットネスルームは個人利用が中心ですが、ほかは有料で貸切可能な施設も多いため、新横浜の企業や団体がラポールシアターや会議室を使って会合を催したり、ボウリング場で親睦を図るといった形で使ったり、区内で活動する団体がピアノやダンスなどを発表する場として使用するケースも目立つといいます。

300人収容のホール「ラポールシアター」

特に音響や舞台設備、グランドピアノも完備するラポールシアターでは、一般公開の音楽や芸術イベントも定期的に開かれています。

個人も団体も初回利用時のみ利用者カードの登録が必要ですが、最寄りの新横浜駅からは30分に1本の割合で無料の送迎バスが運行されるなど、アクセス環境が比較的整っているほか、館内では土日も含めてレストラン「キュービック」が営業しており、食事面での心配もありません。

約35万人という人口に比して、公共施設が不足気味の港北区内では、かなり便利な施設といえます。

パラスポーツの人口拡大や指導者育成も担う

横浜ラポール館長の神山さん(右)と管理・文化事業課の山口さん

横浜ラポールは、スポーツ環境の提供や施設の貸し出しといった公共施設的な機能だけでなく、横浜市における障害者スポーツの総合拠点という大きな役割を担います。

来年8月25日から9月6日まで開かれる「東京2020パラリンピック」では、横浜市内で行う競技こそ設定されていないものの、関心が高まっているボッチャゴールボール、車いすラグビー、水泳といった多くの競技で、練習や大型大会の会場となっているほか、初心者向けには体験会などの形で競技人口の拡大を支えます。市内小中学校へ出向いての講座も定期的に実施しているとのこと。

また、パラスポーツのコーチや指導者の育成、ボランティアとの連携なども横浜ラポールの役割となっており、「横浜市障がい者スポーツ指導者協議会」(BASEL=バゼル)の本部も置かれています。

横浜ラポールの屋外には専用グラウンドなども設けられている。後方は日産スタジアム

パラスポーツを知りたい、体験したいと思った時は、まずは当館へ相談いただくか、お越しいただければ」と横浜ラポール管理・文化事業課の山口栄寿さんは話します。

「横浜ラポールは、障害者スポーツ施設であるとともに、文化施設でもあり、障害のある方の発表の場である『横浜ラポール芸術市場』も毎年秋に開いています。今はちょうど、舞台への出演者や芸術作品の募集などを行っているところです」(同)。

スポーツから芸術まで、さまざまな顔を持つ横浜ラポール。新横浜駅からもそれほど遠くない場所にあるので、一度、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。土日にはパラスポーツの大型大会を観戦できるかもしれません。

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【参考リンク】

横浜ラポールの公式サイト

横浜ラポールの「施設一覧」

横浜ラポールへのアクセス(新横浜駅から徒歩約10分、送迎バス5分)

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