来年(2019年)のラグビーワールドカップや翌々年の東京2020オリンピックで新横浜への来客が増えることを見通し、横浜アリーナ横の鶴見川寄りに置かれている公衆トイレで今月(2018年12月)3日から来年3月29日まで改修工事が行われています。
横浜市が1988(昭和63)年度に設置した「横浜アリーナ公衆トイレ」は、横浜アリーナへの来場者が公演前にコンサートグッズ購入などで周辺に並ぶ際にもよく利用されています。
大倉山駅前や日吉駅前など市内に78ある公衆トイレのなかでは2番目となる48.4平方メートルの広さを誇りますが、すでに築30年が経過していることから、和式便器の洋式化や洋式便器の増設などが行われる予定です。
新横浜では、日本で初めて「ネーミングライツ」を導入した公衆トイレとしても知られる北口駅前広場の「ドゥアメニティ 新横浜駅前トイレ診断士の厠堂(かわやどう)」が今年3月末までに全面改修を終えており、公衆トイレとしては異例ともいえるウォシュレット付きの洋式便器が採用されました。来年のラグビーW杯では訪日客が多く来ることから、トイレによる「おもてなし」体制が整えられています。
横浜アリーナ公衆トイレの改装後は、どのような姿になるのでしょうか。なお、3月29日までの工事期間中は利用ができなくなっているのでご注意ください。
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【参考リンク】
・横浜アリーナ公衆トイレ改修工事のお知らせ(横浜アリーナ)
・横浜の公衆トイレマップ(横浜市)