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新横浜2丁目の新横浜スクエアビルに本社を置くPALTEK(パルテック、矢吹尚秀社長)は、重い荷物を持つ際に助けてくれる装着型ロボット「マッスルアッパー」の販売を開始したと発表しました。

重い荷物を持つ際に補助する装着型ロボット「マッスルアッパー」(パルテックのニュースリリースより)

装着型バランサーと呼ばれるこの「マッスルアッパー」は、人が装着するだけで、“空気圧式人工筋肉”が腕と腰の動きを補助してくれるもので、重さは8.1キロ。電源さえあれば、自分の腕と腰のように利用できるのが特徴です。重量物を持ったり運んだりするケースの多い製造業や物流業などでの活用が期待されています。

パルテックは東京証券取引所二部上場の半導体商社ですが、これまでに、病院やクリニック・介護施設などに「停電対策システム」の販売も行っているほか、新横浜の技術ベンチャー企業であるリキッド・デザイン・システムズ(新横浜2、クレシェンドビル)が開発した保育所向けの「呼吸見守りセンサー」の製造と販売も担っています。

今年(2018年)7月には、東京理科大発ベンチャーで、作業支援ウェラブルロボットを開発するイノフィス(東京都新宿区)と代理店契約を締結し、作業支援ロボットを介護現場などへ提案していく方針としていました。

今回の「マッスルアッパー」は、イノフィス製品として7月に取り扱いを始めた「マッスルスーツ」に続く第二弾となります。

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乳幼児の事故防止へ「呼吸見守りセンサー」、新横浜企業のコラボで開発・販売(2017年11月30日、パルテックが製造・販売を担う)

【港北区の主要100社】売上1000億円を超える企業は10社(2018年10月版)(2018年10月22日、25位にパルテック)

【参考リンク】

PALTEK、イノフィス社の装着型バランサー「マッスルアッパー」の販売を開始(2018年10月30日、株式会社PALTEK)

マッスルスーツの紹介ページ(株式会社PALTEK)