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うつぶせ寝による乳幼児の事故防止へ保育士の負担を軽減できる「呼吸見守りセンサー」を新横浜の企業が生み出しました。

パルテックによる「IBUKI PLUS」の製品紹介サイト

株式会社リキッド・デザイン・システムズ(新横浜2クレシェンドビル、遠山直也社長)は、「IBUKI PLUS(イブキプラス)」を開発し、来月(2017年12月)4日から保育園や託児所などへ販売を始めると発表しました。製造と販売は、株式会社パルテック(=PALTEK、新横浜2新横浜スクエアビル、矢吹尚秀社長)が行っており、新横浜企業のコラボ製品となっています。

この呼吸見守りセンサーは、ベビーマットなどの下に設置した専用センサーマットを通じ、30秒ごとの平均呼吸数を測定。専用アプリの入ったiPadと連携させると、測定した呼吸数が自動的にアプリ内に記録されるといいます。

リキッド・デザイン・システムズによる「IBUKI PLUS(イブキプラス)」の案内サイト

同センサーは、横隔膜(おうかくまく)と呼ばれる呼吸運動に関する筋肉の1つから微弱な動きを検知するもので、装置は身体に直接ふれないため、子どもの睡眠を妨げないのも特徴です。価格は4人対応の標準セット一式で税別44万2000円。

リキッド・デザイン・システムズは2008年6月創立の技術ベンチャー企業。バイタルセンサーと呼ばれる「生命兆候」を見守る技術を核に、今年2月には介護見守りセンサー「トロイメライ」も開発しています。

【関連記事】

これだけの企業が本社を置く新横浜、覚えておきたい港北区内の主要50社(2016年11月20日、20番目にパルテック)

【参考リンク】

リキッド・デザイン・システムズの公式サイト

非接触型呼吸センサー「IBUKI PLUS」の製品サイト(パルテック)

【新発売】保育施設のSIDS対策に役立つ 呼吸見守りセンサー「IBUKI PLUS」12月4日販売開始(PR TIMES、リキッド・デザイン・システムズ)