相鉄・東急直通線の工事を行う鉄道・運輸機構は、同線の公式サイトで羽沢トンネルや新横浜トンネル、新横浜駅の工事について、最新となる先月末(2018年7月)末現在の進捗状況をこのほど公開しました。
「羽沢トンネル」(羽沢駅~新横浜駅間、約3500メートル)の工事は、羽沢側から掘り進めている環状2号線下の円形トンネル部分が2000メートル地点まで進んでいるとのこと。すでに神奈川区三枚町の東海道新幹線と交差する部分を越え、港北区鳥山町の「環2田島橋交差点」に近づいているといいます。
一方、新横浜駅(相鉄直通線)の工事は、地下1階でコンクリートの打設工事を行っており、ホーム階となる地下4階では今後ホームを施工することなどが写真で紹介されています。
新綱島駅側から掘り進める「新横浜トンネル」(新横浜駅~新綱島駅間=約3300メートル)については、綱島東1丁目の鶴見川寄りの地下で掘削するための「シールドマシン」を組み立てているほか、掘削時の土砂や泥などを処理する巨大なオレンジ色の「坑外設備」を設置していると写真で報告しました。
(※)2020年7月27日追記:羽沢トンネルについては2020年2月に新横浜駅に到達し、掘削工事を終えたとのことです
【関連記事】
・<相鉄・東急直通線>日吉駅~新綱島駅間など、2018年7月の工事進捗を公開(横浜日吉新聞、2018年8月3日、綱島~日吉エリアの様子)
・地下空間に広がるむき出しの鉄骨、今しか見られない「相鉄直通線」の工事を360度撮影(2018年7月3日)
・新横浜1丁目「環状2号」で車線規制を強化、羽沢トンネル掘削で川崎方向も夜間実施(2017年10月2日)
【参考リンク】
・羽沢トンネル工事の進捗状況(鉄道・運輸機構)
・相鉄・東急直通線「新横浜駅」他工事進捗状況(鉄道・運輸機構)
・「相鉄・東急直通線」などの工事進捗状況(鉄道・運輸機構)