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相鉄・JR直通線を経由した通勤定期券も相鉄の横浜駅で乗降を可能とする方針です。

相鉄(相模鉄道)は横浜駅を通過しない相鉄新横浜線で、同線を経由するICカード通勤定期券なら相鉄横浜駅でも乗降ができるサービス「YOKOHAMA(ヨコハマ)どっちも定期」を相鉄・JR直通線(羽沢横浜国大~JR線方面)にも拡大する考えです。

地上部にある相鉄の横浜駅、東急東横線への乗り換え客も目立つが地下5階にあるホームまでは若干距離がある(資料写真)

“どっちも定期”は相鉄沿線から相鉄新横浜線を経由して新横浜方面へ向かうICカード通勤定期券を持つ通勤客に対し、経路外となる相鉄横浜駅でも乗降できるようにしたもので、「相鉄・東急直通線」が開業した昨年(2023年)3月から導入されました。

朝などは東京都心へ直通できる相鉄・東急直通線を経由して通勤し、帰宅時や買物の際には利便性の高い相鉄横浜駅でも乗降できるようにすることで、相鉄本線経由と変わらない定期券環境としたものです。

「YOKOHAMA(ヨコハマ)どっちも定期」の仕組み、来年3月以降は「相鉄・JR直通線」(西谷~JR線方面)の定期券も対象となる(相鉄のニュースリリースより)

現在は西谷駅から新横浜駅間を含んでいるICカード通勤定期券を対象としたサービスですが、来年(2025年)3月からは相鉄・JR直通線にも対象を拡大する方針を決定。

来年3月以降は、西谷駅~羽沢横浜国大駅~JR線方面(JR武蔵小杉駅方面)の区間が含まれた定期券については、西谷駅経由で横浜駅まで行くことができ(上星川駅~平沼橋駅間での途中下車は不可)、相鉄横浜駅での乗降が可能になります。

実施日などの詳細は決まり次第発表するとのことです。

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【参考リンク】

「YOKOHAMAどっちも定期」の対象を相鉄・JR直通線の定期券にも拡大(相模鉄道、2025年3月から開始予定)