2028年のロサンゼルス五輪に向けて重要な「スカッシュ」の国際大会が北新横浜で始まります。
あす(2024年)6月26日(水)から30日(日)まで北新横浜駅近くのスカッシュ専用施設「エスキューブ(SQ-CUBE)」(新羽町)では国際大会「ダイナムカップPSAエスキューブオープン(DYNAM CUP PSA SQ-CUBE OPEN)2024」(T&Wカンパニー主催)が行われます。
プロスカッシュの国際団体である「PSA(Professional Squash Association=プロスカッシュ協会)」公認のダイナムカップは、国内の有力選手に加えて海外から有力なシード選手が参戦するのが特徴。
今大会は国内外から14カ国から男女48選手(試合当日までに変更の場合あり)の参加が予定され、海外の有力シード選手を交えた5日間のトーナメント戦が繰り広げられます。
男子は2028年五輪でもっともメダルに近い存在と目される第1シードの机(つくえ)龍之介選手(ダイナム所属、世界ランキング58位)をはじめ、フランスのルーカス・サルマ選手(同60位)らシード勢に、遠藤共峻(ともたか)選手(Greetings所属、同172位)ら国内有力選手がどこまで立ち向かえるかが注目ポイント。
女子はアナ・サルマ選手(チェコ、世界ランキング80位)やワイ・ヤン・オ・ユン選手(シンガポール、同88位)ら海外のシード組に杉本梨沙選手(StandOut KYOTO所属、同137位)や門田涼子選手(日本大学所属、同354位)、松澤彩香選手(コナミ恵比寿所属、同361位)ら国内有力選手が挑みます。
男女ともに6月26日(水)に1回戦、翌27日(木)はシード勢が登場する2回戦、28日(金)が準々決勝、29日(土)に準決勝、最終日の30日(日)が決勝戦というスケジュールになっており、今大会はすべての試合で観戦無料。
また、Fecebook(フェイスブック)を通じたライブ配信も予定しているとのことです。
スカッシュは、四方が壁になった長方形のコートを使い、テニスとバドミントンの中間程度という大きさの専用ラケットで、ゴルフボールくらいのゴムボールを交互に打つ英国生まれの室内競技。
欧米で人気が高く、2028年開催のロサンゼルス五輪で追加競技として採用されることが決まっていることに加え、2年後の2026年には“アジア版オリンピック”とも呼ばれる「アジア競技大会」も控えています。
港北区は北新横浜のエスキューブをはじめ、トレッサ横浜でも全日本選手権の決勝戦を開くなど、たびたび大型大会の重要な会場となってきました。
今年は全日本選手権が岡山県で開かれる予定となったため、今回のダイナムカップはハイレベルな国際試合を区内で観戦できる貴重な機会となります。
【関連記事】
・【前回大会記事】北新横浜で「スカッシュ」の国際大会、5月6日(土)まで9カ国選手が参戦(2023年5月1日)
【参考リンク】
・2024年6月26日(水)~30日(日)「ダイナムCUP PSA SQ-CUBE OPEN 2024」の案内ページ(SQ-CUBE、PDF版のパンフレットあり)
・スカッシュ国内最高賞金大会へ協賛「ダイナムCUP PSA SQ-CUBE OPEN 2024」~PSA公認世界大会に14カ国から48名が参戦(PDF、株式会社ダイナム)
・スカッシュスタジアム・エスキューブのFacebook(各試合を中継予定)