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東急バスは新横浜駅と溝の口駅(東急田園都市線、JR南武線武蔵溝ノ口駅)を第三京浜道路を経由して結ぶ「直行バス」のダイヤ改正を来月(2024年)7月1日(月)に行い、1日あたり最大で12便の削減となります。

新横浜駅と溝の口駅を結ぶ「直行バス」は約23年前に開設された(2024年3月、新横浜駅)

2022年11月以来となる同直行バスのダイヤ改正は、平日が1日あたり7本から8本、土曜・休日は11本から12本を削減。1時間に1本の運行となる時間帯がさらに増え、土曜日と休日を統合したダイヤでは運行のない時間帯も設定されました。

この直行バスは、東急田園都市線JR南武線が乗り入れ、駅周辺に研究開発型の企業が集積する「KSP(かながわサイエンスパーク)」(1989年開設)が置かれた溝の口地区で、新幹線利用者の利便性を高めるためとして2001(平成13)年12月に東急バスが新設した路線。

溝の口駅が最寄りのKSP(かながわサイエンスパーク)近くや日産スタジアム前などにも停車する(東急バスの案内ページより)

運行当初は35往復を設定し、溝の口駅と新横浜駅間を第三京浜道路を経由して30分前後の所要時分で直行していましたが、その後に洗足学園音楽大学にも近い「高津高校前」やKSPの至近である「高津中学校入口」、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)前、横浜労災病院に近い「鳥山大橋」にも停車し、利便性を高めてきました。

なお、今回の改正に関連し、同路線の車両を使って運行する「新横81系統」(新横浜駅~北新横浜駅~新羽駅)の運行本数も減らされ、平日1往復のみの運行となります。

【関連記事】

・【前回改正時の記事】<東急バス>新横浜駅や新羽駅の発着路線で一部改正、溝の口駅直行便は本数減(2022年11月30日)

【参考リンク】

2024年7月1日(月)実施ダイヤ改正のお知らせ「【直行】溝の口駅~第三京浜~新横浜駅」「【新横81】新羽駅~北新横浜駅~新横浜駅」(東急バス)

「溝の口駅~新横浜駅直行バス」の案内ページ(東急バス)