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今年は5年前のコロナ以前とほぼ同じ内容での企画となりました。

今月(2024年)4月14日(日)に「小机城址まつり」(城郷地区連合町内会などによる実行委員会主催)が「小机城址市民の森」の本丸広場などで開かれます。【()開催当日の模様は最新記事をご覧ください】

2024年は4月14日(日)に開催される「第29回小机城址まつり」のポスター

4年ぶりの開催となった前年は、城址まつりの見どころである「武者行列・パレード」の区間を短縮するなど限定的としていましたが、29回目を迎える今回は新型コロナ前に沿った形で企画。

武者行列・パレードのスタート地点を鳥山町の古刹(こさつ)である「三会寺(さんねじ)」とし、ゴール地点も丘の上にある城址の本丸広場に戻したのが特徴です。

2024年の武者行列・パレードは鳥山町の「三会寺」を10時にスタートし、横浜上麻生線を経由して小机駅前(10時15分ごろ)、小机辻(10時30分ごろ)を経て、金剛寺を経由してゴールの小机城址「本丸広場」(10時50分ごろ到着予定)へ向かう(「第29回小机城址まつり」のパンフレットより)

三会寺で鉄砲隊による火縄銃の模擬発砲演武を行い武者行列が出発する(2019年)

三会寺から本丸広場まで約1.6キロの行進中は、10時のスタート時と横浜上麻生線の小机駅前付近(10時15分ごろ)、小机辻(10時30分ごろ)で鉄砲隊による火縄銃の模擬発砲演武を実施。

ゴール地点の本丸広場では行進してきた“武者”が11時ごろからステージ上に集結し、「兜(かぶと)着装の儀」や勝どきなどを披露する「出陣式」も予定されています。

本丸広場では出陣までの儀式を再現した「出陣式」が行われる(2019年)

また、小机駅前広場(10時~15時)と金剛寺(10時~13時)、本丸広場(10時20分~12時40分)の3カ所をイベント会場としてステージを設置し、地域の団体や有志による太鼓や踊りなどが披露され、模擬店の出店も行われます。

左上から「小机城址市民の森・本丸広場」、「金剛寺」、「小机駅前広場」の各イベント会場におけるスケジュール(「第29回小机城址まつり」のパンフレットより)

100人超による武者行列とパレードは、地元の城郷小学校と小机小学校、城郷中学校、岸根高校をはじめ、港北消防署や港北警察署、スポーツ推進委員や地域団体、地域の金融機関などが参加し、主役となる小机城・初代城代(城の管理者)の笠原越前守(えちぜんのかみ)信為(のぶため)は港北区長がつとめます。

学校の先生も含めて地域の“どこかで見たことがある人”が武者にふんしているのも小机城址まつりならではの光景です。

鳥山町内で武者行列が見られるのは2019年の開催時以来となる(2019年、鳥山町内の横浜上麻生線)

武者行列・パレードの見学は、10時の出発時は三会寺の付近で、その後は小机辻までの横浜上麻生線沿いの歩道が適しており、11時ごろから本丸広場で行われる出陣式も見どころ。

開催日の4月14日(日)は小雨の場合には開催され、雨天や荒天時は中止となります。

【関連記事】

・【開催レポート】<小机城址まつり>本丸広場で5年ぶり出陣式、鳥山スタートの“武者行列”盛り上がる(2024年4月14日)※リンク追記

・【前年記事】<レポート>小机城址まつりが4年ぶり「復活」、武者行列や会場に“賑わい”戻る(2023年4月24日)

【参考リンク】

2024(令和6)年の「第29回・小机城址まつり」は4月14日(日)に行われます(港北区連合町内会)

武者行列・パレードの出発地点「三会寺(三會寺)」(鳥山町)の場所(4月14日10時出発、グーグルマップ)

イベント会場となっている「金剛寺」(小机町)の場所(グーグルマップ)

小机城址「本丸広場」への出入口(根古屋=ねこや広場)(グーグルマップ)