今年の消防出初式（でぞめしき）はファミリーで観覧する価値がありそうです。
港北消防署や港北消防団などは、今週（2024年）1月6日（土）午前に「消防出初式（でぞめしき）」を新横浜公園（日産スタジアム「第1駐車場」）で行います。
2024（令和6）年は1月6日（土）に開かれる「港北区消防出初式」のポスター（港北区連合町内会の定例会資料より）
参加者や消防車両の行進や空へ向けての一斉放水といった定番の訓練に加え、今年は12時から12時30分まで恒例の「消防車両の展示」を行うほか、港北区に関係する12のキャラクターが一同に揃う「キャラクターとのふれあい広場」が初めて企画されました。
昨年は新型コロナ禍の影響で来場者向けのイベントを行えなかったことから、今年は新たな企画としてキャラクターを招くことを考案したといいます。
今年の消防出初式では港北区に関係するキャラクターが一同に揃う「キャラクターとのふれあい広場」が初めて企画された（港北消防署の案内ページより）
当日は10時から11時30分まで行進や一斉放水などを行い、その後に消防車両展示とキャラクターとのふれあい広場が行われます。
会場は新横浜公園の「しんよこフットボールパーク」に隣接した「第1駐車場」。少雨の場合でも実施し、荒天の場合は屋内で式典のみを開くとのことです。
【当日の様子】
山中竹春横浜市長が来場し開催の「祝辞」を述べました
消防団員が集結し参加人数などの報告が行われました
実行委員長で港北区連合町内会・新吉田あすなろ連合町内会の関治美会長が「港北区内の防災関係機関、地域、事業所が一体となって、防火防災の誓いを新たにすることを目的としています」と開式を宣言しました
多くの来賓が紹介されていました
永年勤続消防団員や一般消防功労者などを表彰。新吉田連合町会の末永佑己会長が「消防局長表彰」を受賞した3団体の代表として賞状を受け取っていました
消防団による車両分列行進を大人も子どもも熱きまなざしで見つめていました
昨年（2023年）に引き続き「岸根囃子連」が登場。お囃子や獅子舞の演技に参加者が魅了されていました
演奏を待つ子どもたちのすぐ近くに獅子舞やお囃子が通りがかっていました
綱島・尚花愛児園・第二尚花愛児園の鼓隊が優しさに満ちたかの音色で合奏を行いました
太尾小学校マーチングバンドの演奏に子どもたちも大喜び。会場を盛り上げていました
緊迫感あふれる「総合訓練」では、大地震が発生した想定での救出シーンを実演していました
一斉放水に大きな歓声が。今年も昨年に引き続き日産スタジアムに美しい「虹」が掛かっていました
木村正夫港北消防署長が来場者への謝辞を述べました
無事に式典を終えた木村署長、飯田孝彦港北消防団長、前港北消防団長で港北防災支援の会（消防団OB）の伊藤武夫代表（左より）
12時からの「ふれあい広場」には港北区ゆかりの12キャラクターが次々と登場、子どもたちからの大きな歓声が上がりました
新横浜町内会の「かもねくん」とトレッサ横浜の「とれおんくん」も親しみやすさいっぱいに子どもたちを出迎えていました
港北警察署「ぽのちゃん」や横浜市交通局「はまりん」も登場しました
港北区ミズキー、横浜F・マリノス「マリノスケ」、JR東日本横浜支社「ハマの電チャン」も子どもたちの人気を博していました
「消防車両」の展示コーナーにも多くのファミリー層が詰めかけていました
最後まで「大きな盛り上がり」を見せた出初式。来年以降も好天に恵まれ開催できるようにと祈るばかりです
【関連記事】
・【前年レポート】港北消防「2023年出初式」に1000人超、3年ぶり“一斉放水”に青空と虹（2023年1月8日）
【参考リンク】
・穏やかな晴天の下、2024（令和6）年「港北区消防出初式」が無事に行われました（港北区連合町内会）※リンク追記
・2024年1月6日（土）10:00～「港北区消防出初式」の案内ページ（港北消防署）
・新横浜公園の全体マップ（会場の「第1駐車場」は、しんよこフットボールパークとなり）
