＜横浜グリッツ＞新横浜の開幕戦に観客1000人超、ゴールが遠く連敗スタート

公開日：2023年10月02日
アイスホッケー, 新横浜1～3丁目, 賑わい予報アジアリーグ2024 • 新横浜スケートセンター • H.C.栃木日光アイスバックス • アイスホッケー • 東北フリーブレイズ • KOSE新横浜スケートセンター • 横浜グリッツ • 横浜GRITS • アジアリーグ • グリッツ戦績

秋のイベント集中時期ながら1000人超の観客を本拠地に集めて開幕しています。

プロアイスホッケー「アジアリーグ」の横浜グリッツ（GRITS）は9月30日・10月1日に「KOSE新横浜スケートセンター」で本拠地開幕シリーズを戦い、初戦には1028人の観客が詰めかけて熱い声援をおくりました。

秋のイベントや行楽が集中する時期ながら9月30日の本拠地開幕戦には1000人以上の観客が詰めかけた（KOSE新横浜スケートセンター）

9月23日・24日の開幕2連戦に連敗して新横浜に戻ってきた横浜グリッツは、H.C.栃木日光アイスバックスとの本拠地開幕戦を迎え、地元ファンだけでなく、栃木県などからアイスバックスファンも多く駆け付けています。

ただ、試合は両日ともに相手ゴールキーパーの攻守もあって得点を奪えず完敗し、今季は敵地での開幕戦から4戦で4連敗のスタートとなりました。

アイスバックスのGK・福藤豊選手の好守に幾度も阻まれ、2試合は無得点に終わった。右奥はラウター選手（9月30日、新横浜）

「今シーズンは戦力を強化できたが、大きな課題は得点」と浅沼芳征監督が話すように、この4試合で計3点しか奪えておらず、本拠地での2連戦は完封を喫しています。

チームの主力となるファーストセット（最初に氷上で戦う5人の組み合わせ）が微妙に変わるなど、「選手の特徴を生かし、可能性を試している」（浅沼監督）というなかで、きのう10月1日の試合では相手より多いシュートを放つ修正力の高さを見せました。

北海道レッドイーグルスから今季移籍した大澤選手は日本代表経験も豊富（9月30日、新横浜）

フォワード（FW）陣では前年から主力のアレックス・ラウター選手（#9）と北海道レッドイーグルスから移籍加入した大澤勇斗選手（#14）を中心に、前季活躍した鈴木ロイ選手（#61）やグリッツ生え抜きの池田涼希（あつき）選手（#97）、昨年早稲田大学から加入した杉本華唯（かい）選手（#21）らで得点力をどこまで上げていけるかが課題となりそうです。

横浜グリッツは今週10月7日（土）・8日（日）に栃木県日光市で再び栃木日光アイスバックスと連戦し、14日（土）・15日（日）には新横浜で東北フリーブレイズと試合が組まれています。