新横浜を起点に全国展開する著名アイスショーの表現力に磨きがかかっています。
西武グループの株式会社ブルーミューズ(東京都豊島区)などは、恒例のアイスショー「プリンスアイスワールド」を今月(2023年)4月29日(土・祝)から5月5日(金)までのゴールデンウイーク期間中にKOSE新横浜スケートセンターで10公演(5日間)を開きます。
プリンスアイスワールドは1978(昭和53)年に当時の品川スケートセンターで始まり、日本におけるアイスショーの原点といえる存在として、45年間にわたって氷上エンターテインメント界を先導してきました。
カンパニーと呼ばれるプロスケーターによる専属チームを結成して定期的に公演を行うとともに、毎回招く著名なゲストスケーターの演技も見どころとなっています。
今回の公演は「A NEW PROGRESS(新たなる前進)~BROADWAY CLASSICS(ブロードウェイ・クラシックス)」と題し、横浜出身の演出家・菅野こうめいさんが“アイス・ミュージカル”の雰囲気を醸し出すショーとして構成。
「ガイズ&ドールズ」や「サウンド・オブ・ミュージック」などのブロードウェイミュージカルの名曲を神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏とミュージカル俳優による歌唱で独自音源を制作し、公演時にはミュージカル俳優が日替わりで現地歌唱を担うといいます。
20人超のプロスケーターによる“プリンスアイスワールドチーム”のメンバーが傑作ミュージカルのワンシーンを氷上で表現するとともに、荒川静香さんや本田武史さんらゲストスケーターがショーを盛り上げます。
プリンスアイスワールドは近年、西武グループのスケート施設であるKOSE新横浜スケートセンターを拠点に稽古やリハーサルを行い、全国公演のスタート地として新横浜をたびたび選んでいます。
横浜とプリンスアイスワールドの縁は深く、公演初日前日のリハーサルに市内の児童福祉施設の子どもらを招く取り組みは今回で10回目を迎え、今季の公演では初めて横浜市民割引も設定されました。
KOSE新横浜スケートセンターでの横浜公演は4月29日(土・祝)、30日(日)、5月3日(水・祝)、4日(木・祝)、5日(金・祝)の5日間で、1日2回(11時30分/16時)公演。
ゲストスケーターとして荒川さんと本田さんが全公演に出演し、29日・30日は高橋大輔さんと村元哉中さん、織田信成さん、田中刑事さんら、5月3日から5日は宇野昌磨さん、鍵山優真さん、本田真凜さんらがそれぞれ加わります。
入場チケット(3500円~2万5000円)は「チケットぴあ」や「ローソンチケット」などで発売しており、横浜市民割引(大人1000円、子ども500円引き、一部座席は除く)での販売は「tvkチケットカウンター」の専用サイトで行われています。
【関連記事】
・氷上で彩るミュージカルの名作、新横浜で「プリンスアイスワールド」開幕(2023年4月30日、初日の様子や見どころなど)※リンク追記
・【過去記事】<2021年GW>新横浜で2年ぶり「プリンスアイスワールド」、前夜トークショーも(2021年4月8日)
【参考リンク】
・プリンスアイスワールド横浜公演の公式サイト(2023年4月29日~5月5日)
・プリンスアイスワールドの公式サイト(総合情報)
・新横浜プリンスホテル「プリンスアイスワールド2023 町田樹トークショー」(2023年5月2日開催、※「プリンスアイスワールド」は長年グループ内のプリンスホテルが主催していた)