きのう7月20日(水)時点で港北区内における新型コロナウイルスへの感染(陽性)者発生数は前月(2022年6月)と比べ、6倍以上のペースで増加しており、20日間で4000人を超えています。
7月1日(金)から20日(水)までの港北区内における感染(陽性)者発生数は4034人に達し、前月同時期の634人と比べて約6.4倍の数となりました。
「まん延防止措置」が出されていた3月の20日間(1日~20日、4446人)ほどではないものの、措置が解除された翌4月の20日間(同、3037人)よりかなり多い状況です。
なお、7月中の感染(陽性)者を見ると、「中等症」と診断された80歳代以上の男女4人と「調査中」となっている6人を除いて、「軽症」と診断されています。
港北区内 2022年の感染(陽性)者数
- 7月1日~20日:4,034人
- 6月1日~20日:634人(6月の30日間:1,046人)
- 5月1日~20日:1,395人(5月の30日間:2,095人)
- 4月1日~20日:3,037人(4月の30日間:4,022人)
- 3月1日~20日:4,446人(3月の30日間:6,021人)
- 2月1日~20日:5,016人(2月の28日間:6,923人)
- 1月1日~20日:489人(1月の31日間:2,688人)
一方、横浜市内(18区)全体で見ても7月の20日間で3万8948人の感染(陽性)者が発生しており、先月の同時期(6396人)と比べ、こちらも6倍のペースでの増加となっていました。
横浜市で過去最多の1日6400人超
きのう7月20日は、横浜市で1日あたりの感染(陽性)者で最多となる6423人が発生しています。
市はクラスターが増えている高齢者施設や医療機関に向けて約72万個の抗原検査キットを配布することを決定。
また、新型コロナウイルスワクチンの3回目未接種者(12~49歳)に対し8月上旬ごろに接種勧奨ハガキを送付することも発表しました。
黒岩知事「行動制限は当面必要ない」
神奈川県でも過去最多となる1万1443人の感染(陽性)者が発生したきのう20日、黒岩祐治知事は定例会見で「かつてのように外出や移動などの厳しい行動制限は、オミクロン株である限り当面する必要がないというのが我々の見解だ」と話しました。
そのうえで、「決して甘く見てはいけないが、オミクロン株は“BA.5(ビーエー.ファイブ)”も含めて、インフルエンザのような形で受け止めれば良いのではないか。陽性者の数に一喜一憂することはない」との見方を示しています。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【関連記事】
・新横浜に“第4のワクチン”会場、7月11日(月)からノババックスに対応(2022年7月7日、3回目が対象)
・60歳以上が対象の「4回目接種」、5月25日(水)から日吉会場などで可能(横浜日吉新聞、2022年5月23日)
・<神奈川県>PCRなどの「無料検査」を再開、感染レベル引き上げで(横浜日吉新聞、2022年7月14日)
【参考リンク】
・横浜市「新型コロナウイルス感染症関連データサイト」(感染状況のデータ一覧)
・横浜市「新型コロナウイルス感染症への対策状況について」(2022年7月20日発表)