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緊急事態宣言下でも「献血」は必要に――。新型コロナウイルス禍で献血バスの受け入れを中止する企業などが急増するなか、今月(2021年)1月24日(日)「IKEA(イケア)港北」(都筑区折本町)が場所提供などで協力し、同店入口付近で10時から11時30分と13時から16時まで献血バスによる献血受付が行われます。

IKEA港北での献血バスイメージ(神奈川県赤十字血液センターの資料より)

神奈川県赤十字血液センター(大豆戸町)によると、神奈川県内で必要な献血量の3分の1は献血バスによる移動採血によるもの。しかし、昨年(2020年)4月から12月までの間で見ると、在宅勤務や遠隔授業の影響によって、献血バス受け入れの3割(500カ所超)が中止になっている状況だといいます。

そんななか、IKEA港北は一昨年(2019年)の12月から定期的に献血バスの受け入れを行っており、昨年はコロナ禍のなかでも3月と10月、11月、12月に実施。

IKEA港北へは新横浜駅の西広場近くから無料シャトルバスも運行している

今回は緊急事態宣言中となったものの、採血や献血は継続が求められる事業となっていることに加え、「輸血を待つ人がいるので献血は止められない。県内の医療を支える一手となれば」(IKEA港北)との考えから受け入れを継続したといいます。

IKEA港北では、1時間ごとに館内放送で献血実施を告知するほか、献血者に対してソフトクリームチケットの提供も行うとのことです。

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港北警察横の「赤十字血液センター」は7月開所、約100人が勤務する県内拠点に(2017年4月19日、県の拠点は2017年から大豆戸町にある)

午後に時間拡大で「献血」協力呼びかけ、10/15(木)に港北区役所で(2020年10月14日、区役所など区内各地で協力)

【参考リンク】

【IKEA港北】献血バスがやってくる!(1月24日)

IKEA港北の公式ページ