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「コロナ禍」での模索の日々の中、それでも地域で気軽に文化や芸術を楽しみながら交流を――。菊名や錦が丘周辺の住民らが手作りで企画した“ご近所文化祭”が、オンライン活用も採り入れながら、今年も開催されることになりました。

11月28日(土)から12月6日(日)まで開かれる「菊名ご近所文化祭」の案内チラシ(主催者提供)

11月28日(土)から12月6日(日)まで開かれる「菊名ご近所文化祭」の案内チラシ(主催者提供)

今週末(2020年)11月28日(土)から12月6日(日)までの9日間、菊名駅西口から徒歩約6分の篠原北1丁目にある「ギャラリー&スペース弥平(やへい)」などで開催される、第2回目となる「菊名ご近所文化祭」

昨年(2019年)、5日間にわたり初開催されたこのイベントでは、菊名周辺でさまざまな活動を行う住民が、演奏や作品を持ち寄ることで交流を深めたといいます。

「ギャラリー&スペース弥平」が企画の中心となっているほか、コミュニティ活動の場を提供する「菊名みんなのひろば(KUVアネックス)」(錦が丘)、菊名西口商店街の障害者就労の場となっている「カフェ&アトリエおからさん」(篠原北1)や、子育て支援活動を行う「おやこの広場びーのびーの」(同)などが協賛。

12月1日(火)と2日(水)にはコミバス市民の会による「菊名おでかけバス」の無料送迎も(主催者提供)

12月1日(火)と2日(水)にはコミバス市民の会による「菊名おでかけバス」の無料送迎も(主催者提供)

期間中は10時から16時まで(初日は12時30分から)、「ギャラリー&スペース弥平」や「菊名みんなのひろば」で、絵画や写真、造形作品などの展示や講演会などのイベントが行われるとともに、12月5日(土)と12月6日(日)午後は演奏会を開催する予定とのことです。

同ギャラリーの主催者・中島真弓さんは、「新型コロナウイルスの影響により、今年はわいわいガヤガヤ集まって楽しむことはかないませんが、さほど密を気遣う必要のない作品展や、オンラインでのライブ配信を駆使しての演奏会なども予定しています」と、マスク着用や消毒、検温など感染症対策を行った上での来場を呼び掛けています。

(※)見出し横の写真は昨年(2019年)開催時、主催者提供

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【参考リンク】

ギャラリー&スペース弥平(篠原北1)

菊名みんなのひろば(KUVアネックス、錦が丘)

カフェ&アトリエおからさん(NPO法人フラットハート、菊名西口)

おやこの広場びーのびーの(認定NPO法人びーのびーの、菊名西口)