猛暑が続く8月も、横浜市内の感染者数が鈍化することはないのでしょうか。市はきょう(2020年)8月29日(土)夜に新型コロナウイルスへの感染者が1日で54人判明したことを公表し、累計での感染者数が2000人を突破。約1カ月前の先月7月30日に累計1000人を超えたばかりでしたが、8月は29日までに計994人の感染者が発生しています。【2020年8月29日21:40記事公開】
(※)当初記事では8月の29日間の感染者数は993人としていましたが、994人の誤りでした(8月30日9:07修正)
2月18日に市内での1人目が発生して以来、8月29日夜までに判明した市内感染者2021人のうち、現時点で1566人はすでに退院などとなっており、残る軽症者は300人、無症状者が68人である一方、これまでに累計55人が亡くなっており、現在も重症者が3人、中等症は27人におよびます。
8月は市内の感染者数が過去最高の数で推移しており、15日(土)には1日で最多となる57人を記録し、きょう29日(土)の54人も14日の55人に次ぐ高い水準です。
市が1週間に一度だけ公表する18区別の感染者数では、きのう28日時点で青葉区は190人、鶴見区で187人、港北区が174人と北部3区が市内で“ワースト3”となっており、今後も都心へ近い3区でのさらなる増加が懸念されます。
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