神奈川県内で免許の更新を待つ約26万人で混雑する可能性があります。神奈川県警は、緊急事態宣言が出されたことにともない先月(2020年)4月16日から多くの業務を休止していた「運転免許センター」(旭区)と県内警察署での運転免許業務をきょう5月27日(水)から再開すると発表しました。
神奈川県など首都圏での緊急事態宣言が5月25日(月)に解除され、きょう27日(水)0時時点で店舗や施設の休業要請も解かれたこともあり、運転免許センターと警察署でも免許業務を再開したものです。
神奈川県内では免許更新を待つ人が現時点で約26万人いるといい、県警では「手続をお急ぎでない方、有効期間に余裕がある方、体調の優れない方はご来場をお控えください」として、有効期間が7月31日までの免許所持者については、引き続き3カ月の延長手続きを郵送で受け付けるといいます。
また、運転免許センターは特に混雑が予想されることから、5月中は横浜市内の在住者が「午前中」に、それ以外の市町村在住者は「午後」に分かれて更新手続きを行うよう呼び掛け、6月中も在住地区や65歳以上・妊産婦などに分かれての来場を求めています。なお、通常は日曜日も業務を行っていますが、5月31日(日)は休業となっています。
受講者数が定員(平日午前約1200人、午後約1000人/日曜日午前約2600人、午後約1600人)に達した場合は後日の講習となったり、混雑状況によっては、免許証の即日交付ができなかったりする場合があるとのことです。
各警察署での更新手続きについても、講習の受講者数を制限し、免許証の即日交付可能な警察署(川崎・横須賀・鎌倉・小田原・海老名・相模原北の各署)でも6月8日(月)までは即日交付を行えないとしています。
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・<神奈川県警>運転免許の更新期限「3カ月延長」は郵送申請も可能に(2020年4月9日)
・神奈川県警、「運転免許」の更新時に新型コロナ拡大防止へ対応策(2020年3月15日、免許センターが混雑していたとのレポートも)
【参考リンク】
・運転免許証関係手続のご案内(神奈川県警)