横浜市が今月(2020年)4月3日時点で公式サイト上に発表したところによると、4月2日17時現在の新型コロナウイルスに感染したことが判明した市内の患者数は51人(2月上旬に大黒ふ頭へ着岸したクルーズ船内やチャーター機帰国者の感染者を除く)となり、2月18日に初の患者が発生して以来、50人を超えました。このうち8人がすでに退院した一方、1人が死亡し、3人が「重症」と診断されています。【2020年4月10日20時18分追記】横浜市の新型コロナウイルス感染者は、4月8日の時点で累計100人を突破しました。詳細はこちらをご参照ください。
横浜市内では、2月の患者発生数は4人でしたが、3月は26人となり、4月は2日間だけで21人(確定日調査中の3人含む)が感染していたことが判明。
市の調査によると、患者51人のうち2月中に判明した4人と3月中の4人はすでに退院しており、「軽症」と診断された患者も29人いたとのことです。
横浜市では、4月3日までに行政区ごとの患者発生数を公開していませんが、3月上旬に港北区内のスポーツクラブを利用していた患者2人はすでに退院したと公表しています。
一方、3月20日に感染が判明した90代の女性はその後に死亡しており、現時点で「重症」と診断されている患者も3人いました。
以下、2月18日から4月2日までの横浜市内における患者発生数の内訳を掲載します
(※)数値はいずれも横浜市公式サイトおよび、他市の公式サイトより
▼ 横浜市内の月別患者発生数(4月2日時点)
- 2月:4人(2月18日~)
- 3月:26人
- 4月:21人(2日時点)(調査中3人含む)
▼ 横浜市内の年代別患者数
- 幼児:2人
- 10代:0人
- 20代:8人
- 30代:9人
- 40代:7人
- 50代:7人
- 60代:9人
- 70代:6人
- 80代:2人
- 90代:1人
▼ 横浜市内の患者の症状経過
- 退院:8人
- 軽症:29人
- 軽症~中等症:6人
- 中等症:1人
- 重症:3人
- 死亡:1人
- 調査中:3人
▼ 周辺地域における新型コロナウイルス感染患者の発生状況
(※)横浜市の人口は374.8万人(3月1日現在)
- 川崎市全体:54人(4月5日現在、※「市外等」の数除く)(人口:153.1万人=3月時点)
- 川崎市中原区:12人(4月5日現在)(人口:26.1万人=3月時点)
- 川崎市高津区:7人(4月5日現在)(人口:23.3万人=3月時点)
- 川崎市川崎区:9人(4月5日現在)(人口:23.2万人=3月時点)
- 川崎市宮前区:9人(4月5日現在)(人口:23.2万人=3月時点)
- 川崎市多摩区:4人(4月5日現在)(人口:22.0万人=3月時点)
- 川崎市麻生区:5人(4月5日現在)(人口:18.0万人=3月時点)
- 川崎市幸区:8人(4月5日現在)(人口:17.0万人=3月時点)
- 横須賀市:14人(4月4日現在)(人口:39.2万人=3月時点)
- 藤沢市:10人(4月5日現在)(人口:43.4万人=3月時点)
- 東京都町田市:13人(4月5日現在)(人口:42.8万人=4月時点)
- 港北区:不明=非公表(人口:35.3万人=3月時点)
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・港北区内施設での感染者発生、同一日利用者の「健康観察期間」は終了(2020年3月19日)
・<川崎市公表>新型コロナ患者は中原区10人、幸区5人、高津区6人に(4/3現在)(横浜日吉新聞、2020年4月1日、川崎市は行政区別の発生状況を公開)
【参考リンク】
・横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況(横浜市健康福祉局)