横浜市は、港北区のトレッサ横浜(師岡町)内にあるスポーツクラブで、先月(2020年)2月25日から今月3月1日(日)間の5日間に新型コロナウイルスに感染した客が利用していたことについて、同一日に利用していた1406人の健康観察期間を3月15日に終了したと、きょう3月19日(木)に公表しました。(2020年3月19日17時50分記事公開)

横浜市では「横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況」の一覧ページを設けており、症状と入退院の状況を公開している
市では、感染していた利用者が利用していた時間だけでなく、施設の利用日が重なっていた1406人に対し、「すべての方が必ずしも濃厚な接触があったとは限りませんが、念のため」(市の発表ページ)として、健康観察の対象としていました。
この間に市が公表したなかでは、最初のスポーツクラブ利用者と利用時間が重なっていた利用者1人が3月11日に、続く3月16日には2人目の利用者との濃厚接触者1人が新型コロナウイルスに感染していたことが発表されています。
なお、3月6日に公表された最初の感染者については、すでに退院したとのことです。
トレッサ横浜では3月12日から15日までの4日間にわたって全館を臨時休館し、専門業者による薬剤散布や一斉消毒を行ったうえで、今週3月16日(月)から営業を再開しています。
【関連記事】
・<横浜市>港北区内のスポーツクラブ利用者で発熱などある人に呼び掛け(2020年3月7日、当初記事)
・<新型コロナ>トレッサ横浜が3/12(木)~15(日)に臨時休業を決定(横浜日吉新聞、2020年3月11日)
【参考リンク】
・「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を利用し発熱、咳などの症状がある方へ(横浜市、2020年3月7日公開、3月19日更新)
・横浜市内の新型コロナウイルスに感染した患者の発生状況(横浜市、2月18日からの市内発生状況を一覧にしたもの)