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先週(2020年)2月14日(金)に港北公会堂で開かれたカジノを含んだ統合型リゾートIR(アイ・アール=Integrated Resort=インテグレーテッド・リゾート)」の市民説明会における、質問用紙を通じた質疑応答部分と、会場内での発言内容をテキスト化したものを「後編」として掲載します。

2月14日(金)の19時から20時30分まで港北公会堂で行われた「IR市民説明会」には、関係者を除く市民向けの546席に対し、620人から申し込みがあり、当選した546人のうち当日は428人が参加した

港北区は横浜市内で最大の人口を持つ行政区で、カジノを含んだ統合型リゾート「IR」については、市長や市幹部が港北区民に直接説明したのは今回が初めてのことであるため、市民説明会自体の内容を客観的に伝え、記録に残しておくことが、区民がIRへの賛否を判断するうえで重要であるとの考え方から、当日の発言内容を文字の形で可能な限り再現しました。

横浜市側の説明部分を全文掲載した「前編」に続き、後半の質疑応答の部分を以下に全文を掲載します。

質疑応答は休憩時間中に会場から質問書を集める形で行われた

なお、客席からの発言については、判然としない発声が多く、聞き取れたものだけその内容を記載しました。聴き取れなかった発声は、それがあったことのみを記載しています。

また、市長や副市長ら説明者側の発言についても、語尾が聴こえないなど、判然としなかった部分はその旨を記載しました。

なお、会場で映写された資料は市の「IR市民説明会」のページに公開されているPDFデータから転載しました。

(※)「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」で同一の内容を掲載しています

2020年2月14日(金)港北公会堂「IR市民説明会」(後半)

<司会・アナウンサー渡辺真理氏>

それでは第二部を始めてまいります。第二部ですが、質疑応答の時間といたしまして、会場のみなさまからいただきました質問書をもとに、林市長、関係者が回答する形で進めてまいります。

まず、みなさまから回収させていただきました質問書をお持ちください。

(横浜市の会場スタッフがA4大のカゴに入れて回収した質問書を司会席に届ける)

みなさまからいただきました質問書、ご記入いただきました質問書ですが、234枚いただきました。ありがとうございます。

私がこのなかから1枚ずつひかせていただきます。その質問に説明者のみなさま回答してください。

20時半、午後8時半の時間のなかで、1人でも多くの方のご質問にお答えするためにですね、1枚の質問書に複数のご意見、質問がある場合は、1番上の質問を読ませていただくことをご了承ください。

では最初の方です。匿名の方から頂戴しています。ありがとうございます。条件は「賛成」の立場からの質問です。

横浜市の財政状態、状況が厳しくなるのはよくわかる。日本人は利用できない、外国人専用のカジノにしたらどうでしょうか。

いかがでしょうか。

<平原敏英副市長>

私のほうからお答え申し上げます。あの、観光立国を目指す日本政府が、このIRの法整備を行いました。

多くのお客様に来ていただきたい、というふうなことで、先ほどの市長の説明のなかにもありましたけれど、国のIR整備法は、大きな展示場、大きな会議場、それからホテルとかですね、で、カジノ。これ、必須の施設ということになってます。

われわれは国の国家的プロジェクトに乗っかって、このIR地区を横浜に実現したいというふうなことで今考えております。

国の法律のなかでは、特に外国人だけにしましょうという規定はございません。

ですから、今の法律の体系では、日本人の方も対象とした施設になるということでございます。

<司会>

匿名の方から頂戴いたしました。ありがとうございました。

続いての方です。港北区のマエシマさまから頂戴いたしました。ありがとうございます。

年間の利用客数の見込み、IRが利益が出なかった場合、市の税金を使って補てんするとか、契約年数30年から40年、補てんをするというのは本当ですか。

いかがでしょうか。(「きちんと答えろ」と客席から発声)

<平原副市長>

はい、先ほどちょっと数字をお示ししました。これは、出ますかね。

訪問者数、いちばん上、2000万人から4000万人という数字がございます。

これは、昨年、一昨年度から事業者からいろいろヒアリングをして、提案をいただきながら、まとめた数字でございます。

これだけ幅があるのは、複数の事業者からお聴きをしているからでございます。

ですから、その施設の規模とか、どういった施設をメインにするか、事業者の考え方がそれなりに違います、ごとに違いますから、2000万人から4000万人という幅が出てきております。

この数字は、これから私ども、募集に際して実施方針、簡単に言うと実施要項ということなんですけども、そのなかで、今2回目のヒアリングをやってますので、横浜市の目標とするとこ、水準を決めてですね、それをもとに、提案を募集して、最終的には決めていくと。

最終的に決まった段階で、横浜市と決まった事業者とで整備計画というのを作ってですね、国に申請するわけですけれども、その段階では事業者が一つに決まってますから、もう少し正確な数字になってまいります。

で、一応40年間ということになっておりますけれど、このIRに、国が行うIRをですね、IR区域内の整備は基本的にはIR事業者がすべてやる、という、こういう仕組みなんです。

横浜市は基本的には、IR区域内に税金は投入しません。で、最終的にIR事業者と私どもがどういうIRにしますか、ということを実施協定ということで結びます。お約束をします。それに従って運営していただきます。

ですから、基本的に横浜市が、赤字になった、このIR施設が赤字になったから、その赤字の分を横浜市が税金を投入することはあり得ません。以上です。(「インフラはどうなんだ」など客席から発声)

<司会>

ごめんなさい、マエシマさまからのご質問で、あの整備だけではなくて、IRの利益が出なかった場合、実際に。(「そうだよ」など客席から発声)契約年数30年から40年かかってしまう、ずっと利益が出なかった場合は、市の税金を途中で補てんすることになるのか、というご質問だと思うのですが、いかがでしょうか。(「赤字はどうすんだ」など客席から発声続く)

<平原副市長>

あの、先ほど申しました通り、運営については基本的にIR事業者の責任においてやります。ただ、事業が上手くいかなくて、撤退したいという、仮にですよ、状況があるかもしれません。

そういう場合は、今まで世界の例を見ますと、違う事業者が買い取って運営をしています。

ですから、横浜市に負担が来るようなことにはならない仕組みで事業者とお約束をして、もし撤退するときのお約束も、その実施協定のなかにきちっと決めて、この事業を進めていくということになりますので、市の負担というのは基本的にはございません。(「不平等な契約はしないということですね」など客席から発声)

<司会>

マエシマさまから頂戴しました。ありがとうございました。(「政府はそんなこと言ってないよ、国が補償すると言ってるよ」など客席から発声)

続いての方です。港北区の匿名の方です。ありがとうございます。

カジノを利用する人のうち、外国人の想定利用率や富裕層の率、カッコ、割合、カッコ閉じ、を教えてください。カッコ、イメージとしては半分以上外国人でしょうか、カッコ閉じ。

いかがでしょうか。

<平原副市長>

はい、これも今、いろいろお話を聞いている事業者の推定によりますと、多分、7割から8割は日本人になると(「え?」というような、声にならないざわめきが会場内でしばらく続く)、逆に言うと2割から3割は外国人になると。

ただですね、カジノ、カジノのことだけついて言えば、カジノの売上については、その2割から3割という少ない外国人のほうからの収入が半分、あるいは半分以上になるだろう、というふうに推定されています。(客席から複数の発声続く)

それと、あくまでも推定でございますけれども、(客席から複数の発声続く)、ですからこれは先ほどのこの事業者からのヒアリングをしたなかで(「何言ってんだよ」など客席から複数の発声続き、副市長の発言一時止まる)、このそれぞれの幅がある数字につきまして、それぞれの事業者ごとの数字については、私どもと監査法人のほうで確認をしております。(「確認じゃない、ただ整理だけだ」など客席から複数の発声続く)

<司会>

港北区の匿名の方からです。ありがとうございました。

続いてのご質問です。

<平原副市長>

わたくしたちが、ちょっと補足をしたいと思います。すみません。

<司会>

どうぞ、お願いいたします。

<天下谷秀文IR推進室長>

先ほど、IR推進室長の天下谷(あまがや)でございます。先ほど、副市長のほうからお話させていただいた、有識者というのは、横浜市会のほうにですね、参考人招致で来られた東洋大学の先生のですね、あの、今、大阪のほうもですね、外国人からのカジノ売上に関しては、外国人と日本人が同じくらいか、多くなるのではないか、というような形で計画も立てておりますし、国の有識者、横浜市会に来られた有識者の方も、そのなかでそのようにお話されておりました。付け加えます。

編注:副市長の話のなかで「有識者」という言葉を用いた部分は確認できなかった)

<司会>

港北区の匿名の方です。ありがとうございました。

続いてのご質問です。港北区のササキさまから頂戴しました。

IR施設の誘致にあたり、カジノがもたらす負の影響も本当に、線が引いてあります、本当に考慮していますか。

いかがでしょうか。

<林文子横浜市長>

はい、ご質問ありがとうございます。本当に考慮しています。(林市長が“本当に”という部分に力を込めて発したことに客席から複数の笑い声、「そんな答え、ないよ」など複数の発声)●●(聴き取れず)すみません、笑っている場合じゃないですね。

あのね、要するにこれを、IRの基本法をつくる時も、本当に厳密に政府はこれを検討しているんですね。

ですから、あの、それでもメリット、デメリット、こういうのをしっかり考えた結果、これを推進すると決めました。

ですから、横浜市は今ですね、どういう状況かというと、検討をずーっと進めてきていたわけです。それで、8月22日に私が結論として、方向性としてお出しをしました。はい。(客席から発声続く)

<司会>

港北区のササキさま、ありがとうございました。

続いてのご質問です。港北区の、いわ、いわさま、みやですね、ごめんなさい、みやさまです。

市民の横浜、市在住、あ、ごめんなさい、市長の横浜市在住は何年ですか。

いかがでしょうか。(客席から複数の笑い声、「いい質問だ」との発声)

<林市長>

えっとですね、1975年、からですから、そうすると何年ですかね、四十、五年ですか。45年ですね。(「今は横浜に住んでるんですか」など客席から発声)

<司会>

港北区のミヤさま、ありがとうございました。

<林市長>

今はあの市長公舎ですから、横浜の、西区老松町に住んでいます。(客席から発声)

<司会>

続いての方です。港北区のヒラオカさまから頂戴しました。ありがとうございます。

カジノを行う床面積は、IR施設全体の3%以内とのことだが、カジノで潤うお金はIR施設全体の利益の実に9割以上を占める、と先月の日本テレビ「ニュースゼロ(news zero)」での特集で報告されていた。

この報告を聞いて林市長は、なお、IRでの自分の老後が楽しみ、というのですか。(客席がざわめく)市長で得た退職金給与をつぎ込むのですか。(客席から複数の笑い声と拍手が続き、「横浜市の財政のためにつぎ込んでくれよ」との発声、笑い声)

<平原副市長>

今あの、カジノの収入が全体のどれくらいか、というご質問でした。

あの、これからそれは、先ほどの事業者の提案の話にもつながってくるんですけれども、きちんと決まった段階では、それがどれくらいであるか、事業計画がみなさんにお示しするようにできるようになります。

シンガポールの場合で言うと、カジノの収入は7割程度と言われています。

ただ、たとえばアメリカなんかで言うとですね、最近、あのアメリカのラスベガスなんかは、ショービジネスみたいなものを、どんどん盛り上がってきて、結構売上が貢献しているそうです。

ですから、7割なんてこと、カジノの売上がアメリカの場合は7割なんてことなくてですね、半分くらい、半分くらいがカジノの売上で、あとはショービジネスとかですね、そういった売上だというようなことで聞いております。(客席から発声)

<司会>

港北区のヒラオカさま、ありがとうございました。

続いての方です。港北区の匿名の方です。ありがとうございます。

IRにかかる建設費は?

いかがでしょうか。

<平原副市長>

ここに書いてございますけれども、真ん中の赤い字です。建設時、7500億円から1兆2000億円、ということで、各事業者はそういう腹づもりでいる、というヒアリングをわれわれは受けているわけです。

あ、ごめんなさい、ちょっと右側に、間接効果も含む、ですから、ずばり建設費ではないです。あの、建設にともなう、少し派生する費用も含まれているということですから、基本的にはこれくらいの数字と思っていただければよろしいかと思います。

<司会>

申し訳ありません、この匿名の方なんですが、「IRにかかる建設費は」ということ、1行書いてくださっていますが、建設費は横浜市のどのくらいかかわるのかとがご心配なのかなということを老婆心ながら(語尾聴き取れず)(客席から発声)

<平原副市長>

あの、先ほども言いました、IR区域内の施設整備、運営についてはすべてIR事業者が行います。ですから、7500億円から1兆2000億円のなかには横浜市の税金は入っておりません。

(「インフラだよ、インフラ」など客席から発声)インフラも、基本的には区域内はIR事業者にやっていただきます。ただ、先ほど紹介した山下埠頭のなかにですね、臨港幹線という道路があります。これは、国の事業でやっています。国が基本的に作るんですけども、国の事業に対して、横浜市が負担金という形で一部負担、お金を負担します。

それから周辺の道路で、たとえば渋滞が出るじゃないかというふうな時に、道路の開業をしたり、IR区域の周辺ですね、周辺でそういうことが発生した場合については、横浜市が負担する場合もございます。

で、いずれにしてもそれは、その線引きについても、IR事業者ときちっと約束を決めてですね、こっからこっちは(※判断? 聴き取れず)、こっからこっちはこの部分は横浜市がやる、やりますよというふうな取り決めをしていきたいと。

IR区域内は、あの基本的には横浜市の税金の投入はございません。

<司会>

港北区の匿名の方からでした。ありがとうございました。

続いての方です。港北区にお住いのカワサキさま、ありがとうございました。

カジノ施設をつくったほうがいいが、お客さんが思ったほど来ず、赤字運営になる可能性もあるのでは。

いかがでしょうか。(「その通り」と客席から発声)

<平原副市長>

はい、あの、横浜市もそうなっちゃいけませんので、これから、どういう横浜市の考え方、どういうものをつくってください、というのをお示し、実施方針としてお示ししていきます。

それに沿ってご提案をいただいたなかでですね、事業計画まできちっとわれわれ精査をしまして、この事業者なら大丈夫だろう、ということを見極めたうえでですね、やっていきます。

それから、あのカジノ、事業者はカジノであがった収入をですね、何に使わなきゃいけないかという決まりもございます。国に15%入れなさい、横浜の場合、横浜市に15%入れなさい、それからMICE(マイス)施設の運営にあてなさい、建設時のお金の償還にあてなさい、それから施設をどんどんリニューアルして、常に新鮮な状態で魅力を感じるような施設運営をしてください、てのが法のなかで義務付けられています。

ですから、そうならないように、ならないような提案を求めますし、そうならないような事業者をわれわれは選定していきたいと考えています。(「経済は動いているよ」「答えになっていないよ」など客席から複数の発声)

<司会>

港北区のカワサキさまからのご質問でした。ありがとうございました。続いての方です。

港北区のノムラさまから頂戴しています。ありがとうございます。

ほかの候補地にはない横浜IRの魅力は、ポジティブなポイントを聞きたい。

いかがでしょうか。

<林市長>

どうもありがとうございます。あの161年前に開港いたしましたけれども、横浜市はまさに港、港都としてね、外にも有名になっておりますけど、魅力的なウォーターフロント、これみなとみらいに続く、と先ほど説明しましたけど、このロケーションはなかなかほかの都市ではおそらく得られないのではないかと。そういう意味では、これは絶対的な魅力かなと思いますね。

それからあと、今、みなとみらい、あとはそのクルーズ船のね、今、コロナウイルスで大変ご心配いただいておりますけども、クルーズポートとしても、日本で最高レベル、客船が同時着岸7隻ということになったわけですけれども、こういう港の充実もやっぱり、大変ありますんで、IRとしては、今、7つくらいのね、事業者さんが手を上げていて、横浜でやりたい、というご希望があるということを聞いておりますので、やっぱりそれだけ、そこに、海外からも大変横浜が、そういう意味では魅力的なところだろうと考えていただいているのではないかと思います。

<司会>

港北区のノムラさまから頂戴しました、ありがとうございました。

続いての方です。港北区のミズノさまから頂戴しています。

将来の市税収が少子高齢化のため、減収が見込まれるため、IR、カッコ、カジノを誘致する旨、市長は言われますが、市の成長発展のためにIR以外に政策はないのか。

それこそ、専門家の知恵を借りて検討すれば、IRに頼らなくても良い、別の道があるのではないでしょうか。(客席から拍手の音大きく続く)

<林市長>

はい、ありがとうございます。ちょっと、さっきのグラフを。はい、これでいいかな、はい。

これ先ほどちょっと短くしてしまったんですが、ご覧いただきますと、左の上から観光・MICE(マイス)都市ですね。

特別自治制度、これは、県から独立しようというもので、二重行政を特に無くそうということです。財源を全部横浜市に出していただければ、もっと経済的、観光投資にも使えるし、その出た利益はぜひ周辺にも影響を、良い影響を与えます、とお願いしております。国にも言ってるんですが、なかなか難しいです。

クルーズポートはお話ししました。それから災害に強い都市づくり、これも本当に懸命に、自治体としてやっているわけですね。

市内中小企業、これ、横浜市の企業の99.5%が中小企業です。大企業は前にご説明したようにあまりないんですが、とても頑張っていただいて、非常に技術力のある中小企業が多いので、プラットフォーム、そういう企業の集団の経済的な絆づくりみたいなのをやってるわけです。

商店街、これも大変大都市のなかで魅力的です。楽しい商店街がたくさんございます。

それからガーデンシティ、これは全国都市緑化横浜フェアをずっと続けよう、ということで、これも、あの時、平成27年に600万人の方が市内に来てくれたのですが、毎年、どんどん人が増えて、今年も4月から、すごくお花の素敵な催しをやらせていただきます。

それからSDGs(エスディージーズ)未来都市、国から選定されてます。環境にやさしい都市づくりをしよう。

戦略的な企業誘致ですね、これは先ほど縷々(るる)ね、いすゞ自動車も入ってきますという話もしました。

そして、こういうことをやってきて、私、市長の仕事を10年経験、まる10年やらせていただきましたけど、企業誘致もやらせていただいたし、みんなですね、みなさんと一緒にやってまいりましたけど、冒頭で、なんか良い話はないんですか、これだけの税収差と東京都という圧倒的に強い、1899社の上場企業があって、横浜107社。簡単に上場企業を増やすこともやっぱりできないと思います。

ちょうど10年経って法人市民税が200億くらい上がったということですから、相当、これは難しいと私考えておりまして、そこを、東京と同じように企業がもう、みんな集積してくる、これ場所的にも難しくなってきますからね。

そういうことではないところで、なにしろ横浜の魅力を生かすものはなんだろうかと考えて、やっぱり観光MICE(マイス)がすごく有力なツールになってきて、ここはまだ開発が完璧にされていない(客席から複数の発声)、夜の横浜は本当にさみしいですよね、ホテルも少ない、ということになってきます。

そんなことで、そういうことで、このIRを、これをやることによって、まず横浜市にたくさんのお客様がお見えになる、人がたくさん来る。(「ハーバーリゾート計画じゃダメなのかよ」など客席から複数の発声)

ハーバーリゾート計画は、もともと(客席から複数の発声)、もともと持っておりましたけれど、国が途中で、IRというものを導入するときに、さっきも副市長から申し上げましたけど、投資するのはほとんどというか、民間が投資なさいますね。だからおそらく、建設費も1兆円くらい投資して建てると思うんです。それだけの投資をしていただけるというのは、まことに難しいです。

横浜市に対して、ある企業がですね、1兆円投資しようということは、これ本当に難しいことだと思います。

ですからそういうスポンサードしてくれる人たちが、特に東京のように大手デベロッパーが多いとこなら別ですけどね、横浜市は良い意味でも悪い意味でも中小企業が多い都市だからこそ、そこで魅力的なコンパクト都市としての輝きを持ってるんだけども、そういう意味では、税収をあげるのは、わたくしは本当にこのIRが非常に(語尾聴き取れず)(客席から複数の発声)

それ以外は、このようにやっております、やっておりますと言いきっちゃうとね、恐縮なんですが、本当に多岐にわたってやってますから、これを入れることによって、つながっていって良い効果が出てくることは間違いないと思います。

ですから、みなさんが心配してる、その治安の問題だとか依存症のことは徹底的に、それは国とも協力して、協力して抑え込んで、本当に日本型の、日本文化も反映した良い形の、横浜らしい統合型リゾートをつくれば私は全体の反映につながるという風に、あの、(「カジノはいらないじゃないか」など客席から複数発声)カジノがないとですね、統合型リゾート自体の運営ができないんです。(客席から複数の発声、手を打ち鳴らす音も)

そこなんですよ、これは●●でも(聴き取れず)、たとえば、MICE(マイス)、あのごめんなさい、(客席から複数の発声)国際会議のこういう、国際会議のね、いろんな施設あるんですよ、これはどの国に行っても、単独で、国際会議場、見本市とかやりますけど、ああいうところは、まったく民間が自力でやれてるところはありません。全部国がやるか各都市がお金出してます。

横浜市も今、パシフィコ横浜っていう国際会議場持ってますけど、これ、市の税金も投入してます。応援してます。単独ではペイできません。(「毎年黒字じゃないか」など客席から複数の発声)

だから、いや、黒字、黒字ですけど、市がお金をいろんな形でね、財政支援を色んな意味で、融資も低利で融資するとか、銀行からの融資保証もしっかりやって、リスクの場合は市が責任取りますよという形もとってるからできてるんで、(客席から発声)民間の方はですね、民間の方ではできないというのを、これは国の有識者委員会でも分かっているからゆえに、統合型リゾートをやるのは、国際会議場は絶対になかに作らなきゃいけません。その、そして、カジノもやらなければ、運営ができないからということで、国が法律をつくったんですね。(「じゃあ、カジノありきじゃないか」と客席から発声)

そこは、あの、ぜひご信頼いただきたいというふうに思ってます。(客席から複数発声)

<司会>

今の、今のお答えのうえに、あの大変僭越ではございますが、ミズノさまからの書いてらっしゃる、とても市の財政が苦しいことはわかる、で、IR以外に無いのか、ほかの道を探ったんだろうか、という、ちょっと切実さを感じるんですけれど、探られたうえでというふうに理解してよろしいんでしょうか。

<林市長>

はい、今日はですね、あまり前半の話長々と、というご意見も受けておりますけれど、(客席から複数の発声)本当はもっと細かくですね、市がやってきた政策的なこと、で、また、医療・福祉・子育て支援もそうですけど、どれだけ待機児童ゼロ、実際には完全にゼロというのは難しいんですね、いろんな形になってきてますが、いったんはこれだけ働く方も増えてきて、おかげさまで待機児童の問題はそれほど、あの横浜市は深刻な状態ではない、なってきたけど(客席から複数の発声)、相当税金は投下してます。色んなことを。

国がこれを追従して、全国で待機児童ゼロをやりなさい、ということで、いろんな方法で無償化とか図っておりますけど、こういうこと全体的にね、ご説明するとそのどれだけ税収が重要なことかご理解いただけると思うんですが、ちょっとそういうとこは飛ばしておりますんでね。

ただ本当にわたくしは経営者を、あのこの前職までは上場企業の経営者やってた(客席から複数の発声)、やってましたからね、それは私自身もマネジメント感覚を入れながら市政運営したなかで、やっぱり本当に色んなことを選んできましたけどね、あのやってきて、成長はしました。(客席から複数の発声)

ですから、これ以上にこの踊り場から脱却するのは、これ経済界の方もすごくやってほしいと今、おっしゃっています。はい、以上です。(「あなたの頭のなかは経済界でいっぱいですね」など客席から複数の発声)

いや、あの、そうじゃないです。もう、経済振興やらない限り、生きていけないんですよ。食べるために。はい。(「やらされてないか」「ふるさと納税は●●」など客席から複数の発声続く)

<司会>

ありがとうございました。続いての方です。匿名の方から頂戴しています。

入場制限の内容が甘いと感じるが、制限内容は横浜市が主体的に決めることはできるのか。IRへの訪問者数に対して国内か国外の内訳はどの程度を想定しているのか。

いかがでしょうか。

<平原副市長>

はい、入場規制につきましては、先ほど、マイナンバーカード、それから6000円、あと回数の制限をお示ししましたけれども、先ほどらい申しました通り、横浜市は国のIR整備法の枠組みのなかでこれをやろうとしてますから、国の法律のなかでは、先ほどご紹介した制限のみということになっております。

<司会者>

在住区、在勤区、そしてご氏名も匿名の方です。ありがとうございました。

続いての方です。港北区のノダさまから頂戴しました。ありがとうございます。

税収がないのはよく分かります。賭博に頼るしかない意味が分かりません(客席から笑い声の後、拍手続く)。市長がニュートラルを言うのであれば、住民投票でカジノ、カッコIRにイエスかノーかを問えばよいのではないでしょうか。(客席から拍手大きく続く)なぜ住民投票はしないのですか。

<林市長>

はい、あの、すみません、ちょっと2つお答えしますね。前半のあの、最後に住民投票の話さしていただきます。

前半なんですが、カジノに頼るという言い方は、ちょっとわたくしの説明が悪いのかもしれません。(「頼ってるよ」など客席から複数の発声続く)

頼るということじゃないんです。あの、頼るってことじゃないんです。だから何か、カジノをやることによって、横浜市の税収構造をすっかり変えてしまうとか、将来的な経済活動にこれ無くしてはダメだということではありません。

要するに、観光、観光消費額が3633億円、隣の東京が5兆円くらい超えているという事実があるなかで、やっぱり海外の、あの観光客の人、東京すごく歩いてますけど、今横浜市に外人観光客の方ほとんど歩いてないですね。あのベースにいらっしゃる方はそれに(語尾聴き取れず)

そういうことがあって、完璧にIRに頼っちゃう、つまりカジノに頼っちゃうということではございませんので、そこをちょっとご理解たまわりたい。

それから、あの、住民投票の件ですが、このIR整備法ってのは国できちっと法律化したんですが、住民のみなさんの意見を反映させる必要な措置というのは決められております。

IRを実施する場合は、都道府県との協議や同意、それから公聴会を実施するということ、それから議会の議決、こういうことで民意の反映方法について、あの、規定をされております。

それにのっとって、やらしていただいておりまして、まずは本日のような説明会でですね、まず第一歩としてですね、市民のみなさまに、日本型IRとか横浜市の考えるIRとはどういうものかを、今ご説明をさせていただきまして、これから、これまで18区で全部やらしていただくんですが、この後はまた違った形で、別の形に説明会を継続させていただきます。(「住民投票やるのか、やってください」など客席から発声)

ですからこの段階で、今あの、住民投票をすることは考えておりません。(「どうしてだ」など客席から複数の発声)

きちっとしたIRをやることについての、きちっとした法律に基づいて、今わたくしはやっておりまして、(「法律に書いてあることじゃなくて、あなたの考えが聴きたい」など客席から複数の発声)、民意の反映方法についてですね、議会の議決というのはきわめて重要です。(客席から複数の発声)

あの、議会の議決というのはものすごく重要ですね。これ、議会の議決がなければ、これはもう何も、あの、今までの政策すべてそうです。(「それがおかしいだろ、直接民主主義を訴えてんだよ」など客席から複数の発声)

議会に、あの、議会にお諮りをして、(「民意を反映しないからじゃないか」など客席から複数の発声)ちゃんとやっておりますので、それにのっとって、きちんとやらしていただきますけど、まずはみなさまに、このようにご理解をたまわるために、まず、説明ですよね。あの、説明が足りてないよということで、説明させていただきます。(「あなたは直接民主主義で選ばれたんだよ」「うるせえな、静かにしろよ」など客席から複数の発声)

<司会>

港北区のノダさまからいただきました。ありがとうございました。続いての方です。時間が迫ってまいりました。

港北区の匿名の方です。ありがとうございます。

立地場所の山下埠頭は、カジノ事業者が想定したもので、横浜市が指定したわけでもない場所に経済団体やカジノ事業者が出した都合の良い黄金色、こんじきいろ、の情報を信用するのですか。市民のパブリックコメントの9割の反対を無視するのですか。

いかがでしょうか。(客席から拍手大きく続く)

<平原副市長>

はい、まず山下埠頭のことについてお話いたします。

山下埠頭はですね、横浜市の港ってのは時代とともにどんどん機能が変わってきてます。

で、ベイブリッジから内側をインナーハーバーというふうな呼び方をしてまして、従来のその輸入貨物、コンテナを扱う港は、ベイブリッジから外側、ベイブリッジから内側はもう少し楽しいものをつくろうじゃないかというふうな、大きな分け方をしています。

そんななかで、山下埠頭については、ハーバーリゾート計画というものをですね、私どものほうはつくりました。

ですから、都市的土地利用と言いますけども、あの場所を、その港、物流の拠点から、都市的土地利用に転換していこうというふうなことで位置付けをしたわけであります。

ですから、あそこに、われわれもとても魅力的な大事な場所だと思ってます。

で、IR事業者の方々も、最初は私どもは、場所を指定しないで、どんなお考えがありますか、という提案をお聞きしました。

そしたら、みんながみんな山下埠頭がいいですね、というふうなお答えだったということです。

そういうお話と、われわれはもともと山下埠頭を都市的土地利用に転換しようというふうな考え方を持ってましたので、(客席から発声)それだったら山下埠頭でIRを実現しようというふうなことにつながってきたわけでございます。(「カジノはなかったじゃないかよ」など客席から発声)

<司会>

もう一つ書いてらっしゃる、それに続いてなんですけど、市民のパブリックコメントの9割の反対を無視するのですかという言葉が続いています。(「それをしっかり答えろよ」など客席から発声)

<平原副市長>

はい、これは市長からもお答えしております。あの、われわれずっと検討してきてるなかですね、パブリックコメントで9割の反対のご意見があるというのも聞いてます。

この18区の説明会を始めて、大きな反対の意見というのもお聴きしております。

で、まあ、国の動きがいろいろ不透明なところ、法律ができなかったところ、等々(とうとう)ございまして、なかなか判断できなかったんですが、国の法体系が揃ってきた、それからIR事業者からお話を聞いたら、山下埠頭でうまい、うまいといいますか、IRの整備が可能ですよというふうな●●(条件、状況?判然とせず)もいただきました。ギャンブル対策についても法律がしっかりしてきました。

そういったことを見据えてですね、私どもは判断しました。で、その結果(「何も変わってないよ」など客席から発声)、その結果、反対意見があるのも私ども十分に承知しています。

ですから、(「9割が反対意見にどう答える」など客席から発声)ですから、こういう説明会をこれからも何回も繰り返していきながら、少しでもみなさんのご理解をいただこうと(「住民投票をやろうじゃないか」「直接選挙だよ」など客席から複数の発声一斉に起こり続く)いうふうに進めていきたいと思っております。

<司会>

まもなく、まもなく29分になります。今、みなさまからのご質問を読ませていただきましたが(客席から発声続く)、最初に申し上げた通り、何問も書いてくださってる方もたくさんいらっしゃいます。

あの、今日、みなさんのお時間のなかで、基本的に1問だけでしたけど、このみなさまからいただきましたご質問・ご意見、今日、読ませていただいたなかにも、まだお答えしていないということころがあると思いますが、この質問書に対してのことも含めて、ご案内というのは、横浜市からありますか。

<平原副市長>

はい、今回ですね、みなさまから先ほど二百何十通というお話をいただきました。質問書の内容につきましては、横浜市のホームページ上ですべて公表してまいります。

【参考】横浜市の「IR市民説明会」に関する情報や開催予定、当日資料、質問書への回答などは主にPDF形式でこのページで公開されている

で、12月に行いました中区、神奈川区の分については、もうホームページ上に掲載されてございますので、ぜひご覧をいただきたいと思います。

それから、ホームページでお答えした内容は、冒頭申し上げましたけれども、市民情報センターとか区役所でご覧いただけるように手配してまいります。

まずですね、この3月いっぱいまでに18区の説明会、1回目の説明会をとりあえずやらしていただきます。

で、説明会にご参加できない方々には、IRの実現に向けた横浜市の考え方、あるいは懸念事項への取り組みにつきまして、広報よこはまとか、動画配信で丁寧に説明してまいります。

先ほど言いましたけど、来年度以降につきましてもですね、節目ごとに、みなさまにきちっとご説明を行う予定でございます。

そのなかで、みなさまと直接お話する機会を作ってまいりますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。(客席から発声)

<司会>

8時半、午後8時半になりました。(客席から発声続く)本日はお忙しいなか、説明会に来てくださいましてありがとうございました。説明者の方はご降壇ください。(客席から発声続くなか、拍手が始まり大きくなる)

第一部、第二部と長時間にわたってお付き合いくださいましてありがとうございました。8時半になりましたので、市民説明会、これにて終了とさせていただきます。本日はご参加くださいまして、ありがとうございました。どうぞお気を付けてお帰りください。(客席から拍手)、ありがとうございました。

<以上、2020年2月14日(金)港北公会堂「IR市民説明会」は終了>

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港北区での「IR説明会」、説明内容や質疑応答などを全文掲載【前編】(2020年2月17日)

<コラム>“お金のない横浜市”が「カジノ」で多額の税収増なるか(横浜日吉新聞、2019年8月26日)

【参考リンク】

IR(統合型リゾート)市民説明会の開催について(横浜市、開催告知と記録、質問への回答など)