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2011年の着工から9年、首都高では初めて入口部分をETC専用化した「馬場出入口」がまもなく使えるようになります。

2月27日に開業する馬場出入口の「入口」はETC専用化される

首都高速道路株式会社は、鶴見区馬場7丁目で工事を行っている「横浜北線」の馬場出入口について、今月(2020年)2月27日(木)の12時に開業すると発表しました。

横浜北線の馬場出入口は、綱島街道の菊名駅入口付近から1キロほど神奈川区寄りにある「法隆寺交差点」近くに設置。港北区菊名4丁目や神奈川区松見町4丁目に近接して設けられており、特に菊名周辺などからの利用が想定されています。

馬場出入口と綱島街道など一般道との接続案内図。限られたスペース内で、4つのトンネルによって地下深くにある本線と接続しているため、若干複雑な構造(首都高「馬場出入口パンフレット」より)

約3年前の2017年3月に開業した横浜北線では、馬場出入口はちょうど中間の位置にあたり、敷地内には「横浜北トンネル」(約5.9キロ)の空気を入れ替えるための換気塔も設置されました。

一方、馬場出入口と換気塔が置かれた「綿内谷(わたうちだに)」の周辺は住宅街が迫っており、建設用地として確保できた広さは新国立競技場と比較してその約40%ほどという規模。

これだけしかない広さのなかで、深さ50メートル以上の地下にある本線と接続させるため、第三京浜方面への入口と出口、湾岸線(生麦)方面への入口と出口というそれぞれ独立した4本のトンネルによる出入口として設計されています。

本線の横浜北トンネル(写真奥)と接続するトンネルは急こう配と急カーブが続く

急こう配で急曲線が続くトンネルを掘らなければならなかったことに加え、横浜北線の本線となる横浜北トンネルと最小で0.35メートルという接近した場所での掘削も実施。

首都高速道路によると、馬場出入口は、難工事や用地買収の遅れの影響で横浜北線の本線と同時に開業することができず、また、至近を走るJR横浜線の線路や法隆寺交差点近くにある東京電力の鉄塔といった近接構造物との調整にも時間を要したといいます。

JR横浜線(写真左)や鉄塔(写真右奥)との調整にも時間がかかったという。写真手前の内路交差点から入口へのアクセス道路は2020年中に完成予定

そのため、現在も内路(うつろ)交差点(神奈川区松見町の)側からのアクセス道路が未完成の状態で、入口については、年内は綱島街道からつながる法隆寺交差点側からのみ進入できる形となります。

また、この入口は、比較的近い場所に新横浜入口や岸谷生麦入口が置かれていることや、ETCの普及率が高まっていることから、首都高では初めてETC専用としているのが特徴。なお、出口では現金対応も可能です。

入口ゲートを抜けるとすぐ、第三京浜(3月22日以降は東名高速)方面(写真左)と湾岸線方面(右)のトンネルに分岐する

開業時は、入口と出口それぞれで1日当たり5500台ほどの利用を想定しているとのことで、来月3月22日に予定されている「横浜北西線」の開業後は、利用台数の増加が見込まれます。

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きたせん「馬場出入口」工事に密着、NHK“仕事の流儀”は9/28(木)深夜に再放送(2017年09月27日、難工事の模様はNHKの番組でも特集された)

【参考リンク】

「横浜北線 馬場出入口」のページ(横浜北線公式サイト)