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今年の「ミスト」は進化しています。新横浜駅前のペデストリアンデッキ(歩道橋)の一部に今月(2019年7月)1日から設置された暑さ対策用の「ミスト式冷却機」は、超微細な粒径により、濡れた感じにさせないようになっているのが特徴です。

1台約8メートルのミスト式冷却機「グリーンエアコン Flex」が2台設置された新横浜駅前のペデストリアンデッキ(7月2日)

このミストは、パナソニックと横浜市の連携によって設置されたもので、「グリーンエアコンFlex」というパナソニック製品を使用。

1マイクロメートル(ミクロン)という1000分の1ミリ以下という細かな冷気を噴霧するため、ミストに当たったとしても、濡れた感覚にはなりづらいといいます。

港北区によると、新横浜は陸の玄関口でオフィス街であることや、今後はラグビーワールドカップや東京2020オリンピックの開催も控えていることから設置場所に選ばれたとのこと。9月30日までの期間中は、悪天候時や気温の低い日などを除いて毎日9時から17時まで稼働する予定です。

なお、横浜市では酷暑対策のためとして、商店街などがミストを設置する際に補助金も設けており、港北区内各所で今夏は少しずつミストが増える可能性がありそうです。

【参考リンク】

横浜市とパナソニック株式会社がミスト式冷却機を活用した暑さ対策の取組を開始(横浜市温暖化対策統括本部)

グリーンエアコンFlexの製品紹介(パナソニック)